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2009/05/07

黒潮の洗礼

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先月末(090429)に高気圧に日本中がすっぽりと覆われた天気図を見て弓ヶ浜カヌースクールの塩島氏もソワソワ。  神子元渡りに行くというのでご一緒させていただきました。

天気はスカっと晴れ渡っているものの黒潮が近づいているとの事。  弓ヶ浜から出した2艇は西側にバウを向け神子元を目指して漕ぎ進んでいきます。

塩島氏が「これ使ってみる?」と長目の塩島パドルを貸していただいたので試させてもらう事に。  普段、平パの時は245を使う自分にとっては相性がいいかも。

今日はデッキコンパスとGPSでデータを取りながらの漕ぎで塩島氏が色々と実況してくれます。  何回漕ぐとどれぐらい進んでいるか?などと色々検証しながら和やかに漕ぎ進んでいきます。  この時はまだ・・・。

「今で4ノットだね。」と塩島氏。   普段は短めなGパでスライドですが、やはりそれなりの距離の時は長いほうが楽かな、と再認識。   ツーリングモードで4ノット出ていると確認できたのも今後のペース配分に役立ちます。  やっぱGPSは便利ですね。  ハートレイトモニターとも組み合わせれば更に完璧?(笑)

神子元に向かうダイビング船からダイバーが手を振ってくれます。  あの人達は我々がどこに向かっているのか不思議でしょうね。  何も無い海原を目指しているようですが目的地は一緒なんですよ。(苦笑)

途中、漁船が止まって我々に「潮が速いから気を付けな。」とアドバイスしてくれました。 ありがたいですね。  分かってはいるものの、改めて気を引き締めて行きましょう。

神子元に近づくとやはり潮の流れを目でも確認できるほどでした。上陸し、島の南側に行ってみると海の上に河が!(焦)

▲ここを漕ぎ上るのはあり得ないですね・・・。ダンリバした河を遡るようなものデス。。。

塩島氏、今日は一眼レフを持ち込んでおります。  フットワークも軽く、切り立った崖の先端まで跳んで行き、低く構えたポーズで接近している黒潮を激写!

島を探索して周ります。  島の東側に下田方面に向かってざわついて波立っているのが帯状に見えます。  塩島氏「あの滝壺に捕まったらヤバいなぁ・・・。」とポツリ。(汗)

往路に備えてキッチリ栄養補給をしておきましょう。  塩島氏調達のお弁当に大満足。

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さぁ、腹をくくって戻りましょうか!

入り江の先には既に速い流れが見えています。  飛び出した瞬間に連れて行かれるのは簡単に想像できます。(汗)

地磯の釣り人の糸やアンカリングしている漁船に近づかないようにコントロールしなくてはなりません。  必死です。。。

弓ヶ浜に戻るのにバウは石廊崎に向けています。   暫く漕ぎ進んでいるとやはり流され率が大きいので更に西へと角度を付けます。。。。(滝汗)

神子元から帰るのにいつまでたっても左目の端っこに神子元がチラチラと見えているという異常な漕ぎ。  

そんな中、塩島氏がスペアパドルとして持ってきていた最近の作品である、ブレードが70ミリで極端に短いパドルを試し漕ぎ。  

「こ・これはマゾ的なパドルだ!」と想像以上だった様。  見るからにキャッチが少なく、本日乗ってこられたキールが立っていない艇では保針も難しそう。  しかもこの海況で・・・。

いつまでたっても離れていかない神子元が段々と視界の端っこから真横辺りに見え始め、否応無しに流されているのを知らされます。

そのうち後方からザバザバと波が崩れる音が聞こえ始めてチョッピーな波に囲まれて、  先ほど島から見ていた“滝壺”に捕まってしまったようである。   島では「川みたいにすぐにエディーに逃げ込めるんならあそこで遊んでみたい気もしますね。」なんて軽口を叩いていた自分が恨めしく思えてきた程です。

ブーマーではサーフィンして滑り落ちるものの明らかにストッパー。   全然進んでいないので逃げ出さないとルームランナーに。。。すっぽ抜けなどで何度かマジ沈しそうになるものの、ハイブレースで対応しなんとか沈無しでやり過ごせました。  そんな状況下で塩島氏はあの艇とあのパドルで平気な顔をして漕いでいる!  「化け物か!」と思ったが後々聞いたら「あの時はとてもパドルを取り替える余裕が無かった。」とは塩島氏の弁。  良かった、化け物ではなく普通に凄い人だったようである。。。

その地帯から抜け出せた頃には、これまた塩島氏と昨日漕いだ鍋田の海が見えてきている。  朝方、電話で「折角クルマが2台だから片方間戸ヶ浜に置きますか?」なんていう冗談が現実のものになりそうな状態。

海況は収まっているものの、横目に神子元が見える状況は体力と同時に気力も奪っていきます。  塩島氏のGPSも弓ヶ浜までの距離の表示に変化が無く、我々が流されて続けているのを教えてくれています。

ここで自分的に実験がしてみたくなり、あることを試してみる事に。

自分は今の位置から最短距離をで弓ヶ浜を目指します。  塩島氏は距離は長くなるが潮が陰になる沿岸部まで自然に流されてから岸伝いに弓が浜を目指すというパターン。   

二人の艇は少し離れた位置にあったので目的を告げなかったけど、すぐに意図を理解してもらったらしく、なるべく固まって漕ごうとしていたのをすぐに止めてそれぞれのルートを一定のペースで漕ぎ続けます。

みるみる斜め後方に離れていく塩島氏。  波間に隠れてしまいますがフラッグを掲げているのですぐに発見できて仲間内でも有効なのを再認識。                 時々キョロキョロと探さないといけないぐらい離れてしまいました。  塩島氏の横には田牛のサンドスキー場の斜面に描かれたシュプールがハッキリと見れるほどに近づいています。  そういう私も前にはいるものの真横の目標物を確認しないと進んでいるのか押し戻されているのか分からない位の速度まで落ちています。   データ取りの目的もあるのでくじけずにそのままのペースを保つ事に専念し、ひたすら漕ぎ続けます。

塩島氏を確認しようと振り返ると姿がありません。  探しても探してもどこにも無く、はっと見ればはるか遠くの真横に居るじゃありませんか!  いつの間に・・・。

弓ヶ浜の湾に入る頃には塩島氏が100メートル以上も先を漕いでいました。  しかも自分の方がはるかに体力を消耗しているでしょう。   想像はしていたものの、このようにハッキリと結果で確認できたのは大きいですね。  

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  ▲弓ヶ浜に戻るとそこは別世界のように穏やかな湾の中。 サウスのお客さんもKF中でした。

「今回の神子元渡りは今までで5本の指に入る厳しさだった・・・。」って塩島氏が言ってましたっけ。  流石にちょっとバテマました。  もうすぐGWなのに乗り切れるでしょうか。。。(疲)

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帰りは湊湯さんで汗と潮を流し、疲れを癒します。 湯上りには塩アイスを。  自分はまだ行った事がなかったので南京亭にて早目の夕食。  すっかりと弓ヶ浜探索までしてしまいました。   

あ!わさびコロッケはまだ試していなかったから次回の課題ですね!!(笑)

Posted by Kaz

      

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