本日お越しの盛さんは御歳七十歳でカヤックデビューです!
しかもいきなりダブルリジット艇を購入してですから行動力ありますネ!
行動力はありますが何が重要かは知っておられて、いきなりに海に出るには早いと、当ツアーに参加しながら色々シーカヤックについて学びたいとお考えです。
しかもそのファーストシーカヤッキングの為に地元のカヤックスクールに参加し、温水プールでパドリングや沈脱も練習して来たと言うのですから流石です。
本日のスクールの為のスクール(?)も済ませて来たという事で陸上講習はスムーズ。
主に艇の取り扱いやシングル艇とダブル艇の違い等を説明します。
今回森さんがお買い上げになったのはカレントデザイン社のダブルヴィジョン160TRという艇。
全長507×全幅71 重量27.2キロというサイズのこの艇からはダブル艇特有の特殊な感じがして来ません。 長さで言えばこの艇より長いシングル艇はいくらでもありますから、ボリュームのあるシングル艇みたいなもの。 そういった意味では手頃ですね。
いつも一緒に乗るパートナーがいる人なら実際に乗ってみると欲しくなってしまう艇でしょう。 この船もそうでしたが、ダブル艇は漕げる人が2人で乗ればスピードの乗りは良いし長距離ツーリングも楽になるでしょう。
それに初心者を乗せてあげるときも適していますよね。 特に海や水に対する恐怖心がある人は経験者と一緒に乗ることで安心出来るようで、そういった希望を聞くことが多いですね。
作りも非常に良く、前席後席にも隔壁があり、その隔壁もシートの形状に沿って湾曲しており、艇を裏返した時に水が抜けやすくなっています。 ラダーのつくりも良くて、複雑に見える機構も部品点数を抑えた設計で安心して使えそうです。 仮に後部を岩等にヒットさせて船体を壊してしまっても取り付け部の前に隔壁が設けてあり、後部ハッチに進水する事が無い様になっている配慮は流石です。
フリップダウンの軸もデッキより低い位置に有り、ラダーの長さを有効に海中に差し入れることが出来ます。 収納時には真上に上げるだけになってしまいますが、横風時に特別大きく影響を受けるという事もなさそうで、ラダーをデッキ上に収納するタイプと変りなさそうです。 そのラダーもβピンのみで取り外しが出来て保管、運搬時にも便利ですね。
ラダーを操作するペダルもフットレストは固定で上部のペダルが動くタイプで力強いパドリングにも対応出来る優れたタイプ。 そのフットレストを前後に移動させて自分に合ったポジションに変えてもワイヤーの調整もしなくていいので気軽にポジション変更できますね。
シートも背もたれ部が上下するので体格に合わせて調節できます。 やはりFRPのバケットシートだけの艇よりはクッションの有るシートの方が長時間のツーリングの時に疲労が少ないですね。 反面、専用部品を使う艇は破損時に部品の調達が面倒になる事がありますので、そういった事も艇選びの材料にもなるでしょう。 この艇の背もたれのヒンジ部はバンジーコードを利用してあってトラブルの少ない設計になっていました。 リジット艇に乗り込むときに、コーミング後部に座ってからコクピットに滑り込むように乗りますが、その時に背もたれを前に倒してしまって破損するという事がありますが、この艇はバンジーが外れてくれる安心設計。 なかなか細かい配慮が行き届いたメーカーですね。
そんなダブルヴィジョンを相棒に選んだ盛さんは艇に名前をつけようと思案中だそう。
まだ名前の付いていないこのダブルヴィションはこの日、命名より先に進水式を迎えました!
▲艇を清めて海にお神酒を捧げます。 ▲無事に帰ってこれるようにと陸にも。 ▲航海安全祈願
今日は盛さんがお買いになった時にご案内した横浜店スタッフ・ヨッシーが盛さんにお誘い頂いたので本日はコンビを組ましてもらいます! ダブルのリジット艇は乗る機会が少ないですからね! 彼女もダブル艇は今回が初めてで良い経験です。
漕ぎ出せば流石にダブル艇はエンジンが二つ!速い訳です。 全長も短く洞窟くぐりも楽々こなせるサイズで使い勝手がいいですね! 漕ぎ進んでいると釣り人がいるので大きく迂回しようとしたら竿が弓なりになっています! しばらくファイトを遠目から見物。 上げてみれば悠に50センチは超えているクロダイ! 流石、伊豆は湾内でもこんな大物が釣れてます! 出艇してきた子浦区駐車場からは100メートルぐらいしか離れていないのに・・・。
釣りもやっていたが最近はご無沙汰だという盛さん。 こんな場面に出くわしたんで再燃しちゃった様ですよ。 次のカヤッキングには釣竿も持って来ちゃおうと計画だそうです。 ちなみに包丁とまな板と醤油も持って来るそうですヨ。 コックさんだそうなので次回も是非ともご一緒させてもらいたいですネ!(笑)
伊豆の景色を眺めながら漕ぎ進んでいくダブルヴィジョンは二人乗り艇だけあってコミュニケーションが取り易くおしゃべりもあって楽しそうですね。
洞窟をくぐったり人気の少ない隣の集落でゆっくりしながらのランチなど「伊豆にもこんなところがあるんだねぇ。」とカヤッカーならではのゆるい時間の流れを楽しみます。
予報どおり少し吹いてきたので戻りましょうか。
西からちょっとうねりが入って来ましたがシーカヤックならなんてこと無いレベル。
プールでのカヤッキングしか経験の無い盛さんにとってははじめてのうねりでしたが艇の幅も71センチもあるから不安は無いようでしたネ。
我々を1メートル以上持ち上げたうねりは岸壁に当たるときには派手な波飛沫を上げています。 ですが湾に戻ればうそのような静けさ。 湖のようです。
昔はキャンプなどが好きでアウトドア用品も揃っているようで、カヤッカーデビューを機会に復活するかもしれませんね。 シーカヤッ何も海だけでなくそのフィールドは湖だって適しています。 富士五湖辺りでキャンプもカヤックと絡めてすると楽しみが広がりますよ。 とっても若い盛さん、応援してますので更に腕を磨きましょうね!
Posted by Kaz
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