パドルを握れなくなるちょっとしたキケン。
みなさん、カヤックフィッシングを楽しんでますか? こんばんは、ナガシマです。
カヤックを漕いでいてちょっとイヤだなー、と思うのは、微妙に手をケガしてしまったとき。その代表といえば、張り切って漕ぎすぎてマメを潰してしまったときではないでしょうか。海水はしみるし、パドルは握れないし……ひょっとすると、「漂流」という言葉が脳裏をよぎるかもしれません。とくに、カヤックを始めて間もないころは、手が濡れてふやけているにも関わらず夢中になって漕いでしまってマメを潰しがちです。本当に気をつけたいですよね。
また、根がかりをはずすためにPEラインを手に巻いて引っ張るのも、かなりキケンです。手に食い込んで、あっさり皮膚が切れることがあります。これって、しみじみ痛いんですよねー。こんなときは、素手ではなく、タオルなどを手に巻いたり、グローブをはめた状態で、できるだけ安全に根がかりを切ってください。手をケガして漕げなくなると本当に危ないですからね。
ちなみに、当店スタッフだよっしー(年齢不詳)は、日焼け防止、ケガ防止のために一年中グローブをしています。釣りのときはフィンガーレス、ツーリングのときはフルフィンガータイプだとか。このへんの注意力を、釣るための意識にも少しだけ向けてもらいたいのですが。
あと、魚をキャッチしたあとも、気をつけないと手をケガすることがあります。カヤックフィッシングでよく釣れる以下のような魚たちには、十分、注意が必要ですよ(lll゚Д゚)。
●暴れる魚
代表は、シーバス、シイラですかね。ランディングするときは、必ずネットを使って、できればフィッシュグリップで下アゴをつかみましょう。で、フックをはずすときは、必ずプライヤーを使うこと。これ、ナガシマおじさんとの約束です。大きなフックがかえしまでざっくり手に刺さってしまったら、病院で切開しないと抜けないことも多いので、確実に漕げなくなってしまいます。
●噛みつく系
エソとかヒラメとかタイとかタチウオとかウツボとか、見た目、歯のあるほとんどの魚は、噛みつかれたらまずケガします。うっかり指を近づけただけで、さくっと噛まれて血が吹き出ることがあるので注意してください。で、実は、アオリイカも噛まれるとめっちゃ痛いです。アジの頭をかじって切断するくらいのくちばしですから、うっかり手を滑らせて噛まれないように!
●とげの鋭い魚、毒魚
カヤックフィッシングでは、見慣れない魚もよく釣れます。とくに、スロージギングやタイラバ、ひとつテンヤでは、とげが鋭く、いかにも毒のありそうな根魚がヒットすることもあるので要注意。こんなのに刺されたら、パドルで漕ぐのも大変。怪しい魚は、絶対に触らないようにしましょう。また、シーバスをやっていてスレがかりしがちなのが、猛毒のアカエイ。しっぽの付け根付近に1~3本ほどの毒針があり、もし体の一部を刺されたら病院直行確実です。のんきにカヤックに乗っている場合ではありません(写真のエイは毒針を折って撮影しています)。
マメ予防のために、また、なるべくケガをしないように、そして、日焼けを防ぐためにも、できればグローブを着用するほうがいいでしょう。サウスウインドでは、いくつかパドリング用グローブを扱っていますので、もしご入用でしたら、こちらまでお問い合わせください。
それでは、もうすぐやってくる6月も、楽しく安全なカヤックフィッシングができますように!
ナガシマでした☆
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