【予報】12月のカヤックフィッシングおすすめターゲット。

はい！　ナガシマです。

気づいたら、もうすぐ12月じゃないですか。昨年以上に毎日すごく寒い気もするし、相模湾にはまだシイラがいるようなので海のなかはまだまだ夏秋のような気もしますが、今日は、クリスマスツリーを点灯しました。横浜の海では、メバル釣りがそろそろ開幕ですかね。楽しみです。

でも、こう寒くなってくると、「今年のカヤックフィッシングは終了かな」と、お考えの方もいるかもしれませんが、この時期だからこそ釣れるターゲット、おいしい獲物がいるのも事実です。ドライパンツ、ドライスーツなどで防寒装備をしっかりすれば、必ずや楽しいカヤックフィッシングができると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。サウスウインドでは、これからの時期のカヤックフィッシングのお手伝いをしますので、わからないことは何でも聞いてください！

というわけで、12月のおすすめターゲット（関東版）をまとめてみましたので、どうぞ～。

●シーバス

ルアーで狙うカヤックフィッシング入門ターゲットとして超おなじみの存在ですが、ベテランカヤックアングラーも毎年、この時期になると大型シーバス捕獲に熱くなる人がたくさんいます。産卵のために南下する群れを的確にとらえれば、85cm／4.5kgなんていうサイズが入れ食いになることもあります。狙いは95cmオーバーのモンスタークラスですね。大型ミノー、ヘビーバイブレーションのほか、ビッグベイトもおすすめ。ボートシーバスロッドではリフトするのが大変なサイズがバンバン釣れることもあるので、ライトシイラロッドでもOKなほどですよ。

●アオリイカ

岸際の水温が下がると、アオリイカは水深15～30ｍくらいのやや深い場所に集まります。12月は、このレンジを狙った「ティップラン」釣法が最盛期を迎えます。専用タックルと専用エギさえあれば、釣り方は比較的簡単。底までエギを落として5～10回シャクってピタっと止めて、5～10秒ほどアタリを待つだけ。専用ロッドのソフトなティップに「ポン」「トトトン」「グーン」といった違和感を感じたら、電撃アワセを。釣れなければシャクリを繰り返しますが、微風があってカヤックがやや流されるくらいのほうが、新しいポイントを次々に攻められるんです。

●ヒラメ、マゴチ

シーバスを狙っていてよくヒットすることもありますが、専門に狙っても面白いのが、いわゆる砂モノ。釣って楽しく、食べておいしいので、ルアーのターゲットとしては人気絶大です。ヒラメは冬の魚、マゴチは夏が旬というイメージがありますが、実はマゴチもまだまだ狙えます。カヤックからの釣りでは、バイブレーションで底近くを攻めるほか、ワームのジグヘッドリグも有効。また、専用ソフトルアー＆リグを使った「ボトムワインド」釣法も流行中で、注目度大です。

●そのほか

水温が下がってくると、浅場のハタ系の根魚は食いが悪くなることもありますが、カサゴやソイは冬でもよく釣れます。また、狙うべき水深はやや深くなるものの、12月いっぱいはカワハギもおすすめ。ティップランをやっているとスミイカもよく釣れますが、これまた超おいしいイカですね。で、最近、カヤックアングラーの間で人気急上昇なのが、アマダイ。スピニングタックルを使った「ウルトラライトアマダイ」は、カヤックにもピッタリな簡単釣法です。さらに、場所によってはワラサのほかブリクラスも狙えるほか、タイラバやひとつテンヤのマダイ狙いもまだまだチャンスあり。もちろん、スロージギングの五目釣りもおすすめな釣り方のひとつです。

ナガシマ的には、この時期は腕がもげるほどシーバスを釣りたいのですが、そろそろアオリイカの一夜干しが食べたくなる季節でもあります。北東風、北西風と連日、風向きが変わりやすいですが、天候によって出艇場所を選び、臨機応変にターゲットをしぼるのもありですね。

では、みなさま、今年も残り少ないですが、引き続き安全で楽しいカヤックフィッシングを！

明日の定休日は風がビウビウなので釣りはまた今度！なナガシマでした☆☆☆