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2015/04/21

【そうじ】カヤックの汚れを落としましょう【メンテ】

こんばんは、サウスウインドのナガシマです。

一部で好評の、「サウスウインド近所の居酒屋看板シリーズ」ですが、昨晩、新作が発表されていました。もうひとりの看板ウォッチャーでもある当店スタッフよっしーが撮影してきましたよ。

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ここの店長さん、時事ネタのセレクト感が秀逸……と思うのはワタシだけでしょうか。 




この居酒屋の店長さんを見習って、私もできるだけためになるフィッシングカヤックおよびカヤックフィッシングのネタを提供していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

さて。

今回のブログですが、海が荒れて釣りに行けないとき、たまにはカヤックをいたわってあげたい!とおっしゃる心優しい方のために、超簡単なメンテナンスの方法をご紹介します。





●カヤック艇内の悪臭を元から断つ
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季節が進んで暖かくなると、艇内に残った海水に含まれるバクテリアが腐敗してとんでもない悪臭を放つことがあります。いままで嗅いだことないようなひどいにおいになることもあるので、早急な対策が必要なんですが、これを解消するのは超簡単。バケツ1杯くらいの水にキッチンハイターなどの家庭用漂白剤を適量入れて、艇内に流し込んで30分放置したら、ドレンプラグから排水するだけ。これだけで、きれいさっぱりにおいがとれるはずです。それでも、もしまだ気になるようなら、何回かに分けてクリーニングすれば完ぺきかと思います。※塩素系漂白剤は用量用法を守り、その他の洗剤と絶対に混ざらないようにご使用ください。

●艇についたイカスミの汚れ落とし
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春~初夏は、カヤックからキャスティングで狙う大型アオリイカの最盛期。正直、風に流されるカヤックでエギをうまくフォールさせて神経質なでかイカを誘うのは至難の業ですが、だからこそハマる人も多いもの。大型イカは吐くスミの量も多いため、1杯釣るとデッキがスミまみれになることもあります。すぐに海水で洗い流せばなんとかなることもありますが、乾燥するとほぼ落ちません。こんなときこそ、重曹の出番。汚れに軽く振りかけてスポンジでこすれば、表面に細かい凹凸があるポリエチレン艇でも不思議なほど汚れが落ちるはずです。※こすりすぎるとキズがつくこともあるので、できれば目立たない箇所でテストしてから使用しましょう。

●金属パーツのちょっとした錆落とし
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ホビーカヤックのミラージュドライブのワイヤー部は、使用後に真水でよく洗って乾燥させないと錆が浮きやすいのですが、どうしたって少しは錆びることがあります。ピカールケアーをウエスにつけて、軽くこすってみましょう。多少の錆でしたら、これで落とせるはずです。あとは、シリコンスプレーを吹いたり、シリコングリスを薄く塗っておけばOKです(石油系溶剤を含むオイルやグリスはドライブのゴムや樹脂を傷めることがあるので使わないほうが無難です)。このピカールケアーは、ステンレスなどの金属パーツのほか、くすんだブレードなど金属系ルアーを磨くときなど、いろいろ使えます。ホームセンターで購入できるはずですよー。

●ABSやFRPカヤックの汚れ落とし
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ハリケーンカヤックスのABS素材や、シーカヤックに多いFRP素材の汚れ落としには、これが非常に便利ですね。一般的な軽い汚れには青いほうのクリーナー&ワックス、ひどい汚れには緑のレストア&ワックスが向いています。こちらは当店にて扱っております。各税別1,300円です。とくに、レストア&ワックスは多少のキズであれば研磨剤の働きによりきれいにすることもできます。原液もしくは希釈したワックスを柔らかい布につけて、軽く磨いて使用します。

●素材を問わず劣化を防止する万能スプレー
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こちらは、ポリエチレン、ABS、FRPのほかフォールディングカヤックの船体布や、ゴム、プラスチックなど、あらゆる素材に使用できる紫外線劣化防止剤です。そのほか、防滴、防汚、防カビ、静電気防止、潤滑効果があり、カヤックが汚れた場合でも清掃が簡単になる効果もあります。左は473mlで税別2,000円、右は236mlで税別1,100円です。カヤック本体だけでなく、PFDやウエアなどにも使用でき、ドライスーツのラテックス保護にも最適な人気商品です。


カヤックフィッシングのほか、おでかけなどの予定がないゴールデンウイーク後半は、わざわざ混雑する場所に行くのをさけて、カヤックのメンテナンスをしてみてはいかがですか? たまにはカヤックをキレイにしてあげるつもりでよく見てあげれば、見落としていたキズや故障などのトラブルも発見できる場合もあり、まさかの事故防止につながることもあるんですよ。




それでは、ナガシマでした☆☆☆





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