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2015/05/01

よっしーのカヤック修理解説。

こんばんは、よっしーでございます。


先週のこと、ポリエチレン製カヤックの修理を受けました。

マリブカヤックス/X-13、カヤックフィッシングが注目されるようになったころ登場し、一瞬でカヤックフィッシング界の人気をさらったフィッシングカヤックのひとつです。

ご購入後6年ほど経った今でも頼もしい相棒として一緒に海に出ているとのこと。

大事なカヤック、ちょっとパーツを交換するだけで、まだまだ乗れますからね。
ちゃんと修理しましょう。o(*^▽^*)o

ということで、よっしーが修理しましたのでちょっと解説いたしましょう。

さて、今回の症状は、

・サイドのハンドルがちぎれた

・リベットが緩んでいる

・アイレッツが割れている

・ラダーブレードの上げ下げ用のロープが切れた


どれも、リベットを外して各パーツを取り換えるだけの比較的簡単な作業です。

・サイドのバンジーコード付きハンドルがちぎれた

リベット留めなので、これをうまく外して、新しいリベットで留めておわりなんですが。

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裏側に手は届くんですがちょっときついので、ドリルでリベットの芯を狙い撃ち。

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こんな風にきれいに打ち抜くとリベットの頭と裏側に分かれますので、裏側から引っ張れば取れます。

ほんとにうまくいくと、もともとの穴にドリルの歯が入るので、スコンと裏が外れます。ドリルの歯で裏側へ押し出す感じになるんですね。


・ゲイターハッチについたリベットが緩んでいる

アイレッツが割れている

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この2つも同じ、リベットを外して、留め直すだけです。

ゲイターハッチのリベットは裏側にアクセスできるので、ニッパーでぶっち切りました。

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さて、ドリルの出番は終わり。あとは、あやとりのようなライン交換だけです。


・ラダーブレードの上げ下げ用のロープが切れた

ラダーの根本から右舷の真ん中へ張ってある上げ下げ用のロープが切れたので、オーナーさんが外したようです。
うーーん、つけっぱなしにしておいてくれたらわかりやすかったかな…(^-^;

お店に袋入りの新品があったので、それを見ながら付けます。

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右舷側から穴に通して、ラダー軸を下から上へ、ブレードにある2つの穴をいったりきたり。

Img_0326 Img_0327 いったり

Img_0329 Img_0331 きたり。

はい、こんな感じで完成。

Img_0332 Img_0334

こちらはC.O.D.のラダーだったのですが、ポリエステルロープ4mm径とショックコード5mm径を使用しました。
オーナーさんが実際に使ってみて引っ張った感じなどを調整できるように、ラインの端っこは長めに残しておきました。


ラダーはメーカーによって作りが違います。
ロープの取り付け方ももちろん異なりますので、わからない場合は販売店かメーカーさんに聞いてみましょう。





カヤックの修理といっても、これくらいのことなら道具があればできる簡単な作業ですので、ぜひぜひやってみてください。

相棒への愛着が増しますよ♪(*^ω^*)






by よっしー

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