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2015/06/27

【練習】カヤック再乗艇超入門【前編】

6/24(水)の定休日。三浦半島は和田長浜(わだなはま、と読みます)に行ってきました。沖では連日、ワラサがモジっていますが、今日は釣りしませんよ、絶対にしません。みなさますみません。海に行ったのに釣りしないなんて、せっかく行列のできる有名ラーメン店に並んだにもかかわらず、わざわざチャーハンを食うみたいなものですが、今回は目的があるのです。釣りをしないでカヤックの練習をするのも、たまにはいいかと思います。いーんです。ムムッ。

毎度ありがとうございます、サウスウインドのナガシマです。


そう。

みなさん一度は経験するであろうカヤックでの「沈」。いわゆる転覆ですが、タックルを沈めたり、ロッドを折ったり、社会人としてのダメージも多々、はらんでいます。出艇、着岸のときに波打ち際で横波をくらってひっくり返ることが最も多いのですが、沖で、キャッチした魚をクーラーボックスに入れようとしたときに、無理な体勢になってしまいバランスを崩してこけることもあります。転覆したカヤックを起こして再び乗り込むことを「再乗艇」といいますが、今日はこの練習です。みなさん、水の温かい時期でもいいので、一度は経験しておいたほうがいいですよ。もしものときにパニックになるかならないかだけでも、大きな違いがあります!

さて。

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浜辺で気合を入れるナガ氏。使用艇は、ホビーの超安定型、アウトバック。プロ野球選手でいえば、人気度も含めてライオンズ森友哉。小柄ながら強打が魅力のパワー系カヤックです。めったにひっくり返ることはありませんが、ひっくり返ったら起こすのが大変な重量級カヤックでもあります。今日は、これでやってみます。では、今回のブログでは前編として、再乗艇の基本を解説します。









ちなみに、今回はタックルを積んでいません。リールを水没させたらオーバーホールが必要になりますし、ロッドを折ったら泣くからです(いや、本当はただ釣りをしたくなるからです)。しかし、できるだけ実戦に近いように、フラッグを立て、カートを積んでひっくり返ってみました。

●どれくらい傾けたらヤバいか把握しておく
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自分のカヤックの安定性がどれくらいなのか、思いっきり傾けてみましょう。意外とすぐに横転するか、けっこうねばるものなのか。波に対する耐性などを知っておくだけでも、価値があります。もちろん、実際には天候急変で荒れてきそうな場合はすぐに帰着することが最優先ですけどね。

●状況を把握する
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カヤックから落水しただけならそのまま再乗艇すればよいのですが、多くの場合は完全に転覆した状態からの復帰です。まずは十分に落ち着いて、カヤックによじ登ってから自分がケガをしていないか、波や風がどのような状況になっているかを確認してもいいでしょう。

●カヤックを起こす
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転覆後は、カヤックから離されないようにして、パドルリーシュなどが体に絡んでいたらほどきましょう。そして、カヤックに飛び乗るようにして反対側の舷をつかみ、全体重をかけてカヤックを起こします。このとき、カヤックや艤装品などが頭にぶつかることもあるので超注意です。

●カヤックに乗る
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カヤックを起こすことに成功したら、座席付近にバタ足をしつつ這い上がります。多少、スネをこすったりヒザを打ったりすることがあるかもしれませんが、とにかく、カヤックに乗らなければ愛する家族の元へ帰れないので、なんとしても気合で乗り込みます。コツは、バランスを崩さないよう低い体勢で這い上がることです。で、人体の重心である腰を座席に乗せてしまえば、とりあえずひと安心です。うまくできるようになるまで、何度でも練習しましょう。意外と楽しいですよ。

●注意すること
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あわてて再乗艇すると、前後逆に乗り込んでしまうことがあります。アウトバックは波がなければカヤックに立てるほどバランスと安定性がいいので振り向いて座り直すのはラクですが、カヤックによっては体勢を立て直そうとすると再度、沈することもあります。要注意です。
ちなみに、足がつく浅瀬での沈ならカヤックを起こすのはわりと簡単ですが、転覆するくらい大きな波がある状況ではカヤックが自分に向かって飛んでくることがあります。これ、かなり恐怖です。もしカヤックが頭にぶつかって失神でもしたら……想像するだけでガクブルですよね。

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ライフジャケットの浮き具合をチェックしつつ、しばし休憩。空の青さ、生きているいまに感謝(訳:ああ、いますぐ釣りしたい。せっかく海に浮いているのに釣りもしないなんて絶望的だ)。

いやはや、アウトバックは艇の重量と幅があるので、転覆した状態から起こすのが大変なんです。浮力とバランスがいいので再乗艇するのは比較的簡単ですが……みなさんのカヤックだとまったく同じようにはいかないかもしれませんが、ご自艇の特徴やクセは、ぜひつかんでおきましょう! あと、できれば、真冬にドライスーツなどを着ての再乗艇練習もやっておいたほうがいいですよ(風邪をひいたり、低体温症になったりしないよう無理のない範囲で)。では、次回の後編では、もうちょっと進んだ再乗艇&リカバリー方法を解説してみたいと思います。


それでは、ナガシマでした☆☆☆










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