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2015/07/12

【釣果】カヤックシイラ超基本ヒットルアーBEST5【安定】

毎度ありがとうございます、サウスウインドのナガシマです。

快晴に恵まれた横浜。おかげさまで、今日は朝からカヤックの納艇が立て続けにありました。お買い上げいただき、まことにありがとうございます! みなさま、近いうちに進水式をされるとのこと。とても楽しそう! しかし、来週は大型台風がやってきそうですね……これはヤバいやつです。でも、台風はアレを連れてきます。そう、近海の大型肉食魚、シイラです。台風がひとつ通過するたびに、駿河湾、相模湾、東京湾口にシイラがたくさん入ってきます。これを狙わない手はありません。カヤックでのシイラ釣りは、近海の手軽なビッグゲーム。私ナガシマも、カヤックシイラのキャスティングはとても好きな釣りのひとつです。

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台風が通過すると、沖の潮目にはこのように海藻や流木などが帯状に浮いている状況が多くなります。こんな潮目には、周辺も含めてシイラがごっそりいることがあります。これをカヤックで静かに狙うのが、ハンティング的でめちゃくちゃオモシロいんですね。まさに独占です。

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エンジン船のように魚に警戒されることの少ないカヤックは、艇の真横でバイトすることもよくあります。で、目線の低いカヤックでは、ヒット後の超ファイトに激しくコフーンさせられます。

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年によっては岸からすぐの場所でもメータークラスが連続ヒットすることもあります。ナガシマの場合ですが、昨年の相模湾ではオスの大型シイラばっかり獲れました。今年はどうでしょうね。楽しみでしかたないですね。夏の間だけの期間限定フィッシングですからね。

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当店スタッフよっしーも、出艇して10分ほどの岸近くでキャッチ! これは95cmくらい。昨年はよっしーでも釣れるほど高活性な状況が何度かありました。よっしーもすっかりシイラ女子です。

タックルについてはこちらのブログこちらのブログを参考にしていただくとして(より具体的な解説は、また近いうちにこのブログでご紹介します!)、気になるのはルアーセレクトかと思います。シイラは基本、表層を高速で回遊しながらカタクチイワシやトビウオ、サバ、ワカシなどを捕食する肉食魚ですので、使うルアーはトップウォーターなどのサーフェス(表層)系プラグが中心。今回のブログでは「こんな感じで用意すればなんとかなる!」というナガシマ的BEST5をご紹介します。はい、ド定番のものばかりで正直、面白味はありませんが、カヤックでシイラを釣りたい!という方にぜひ釣っていただきたいので、釣果優先でセレクトしてみました。

ぶっちゃけ、どのルアーが1位でもおかしくない釣果安定ルアーでメンバーを組んでみましたが、1位はやっぱりハマるとスゴいやつかもしれません。初心者でも女性でもお子さんでも、巻いてるだけでシイラが飛んできて食うことがありますよ。では、第5位からご紹介してきましょう。


第5位:タックルハウス/フィードポッパー120

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はい、ベタ凪キラーですね。波が出るとちょっと使いにくいのですが、ベタ凪なら無敵です。朝イチ、シイラが背びれを出して泳いでいたら、適当に近くを狙ってバヒューンと投げて、着水直後から優しくポコポコとポッピングしてみてください。すぐに衝撃的なバイトがあるはずです。

第4位:マングローブスタジオ/マヒペン107
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もう、エサですね。とくにこの107サイズは秋シーバスもすっごい釣れるので、持っておいて損はないと思います。小さいのによく飛びますし、比重なのか肉厚なのか水押しが強くてシイラへのアピールがスゴいんです。下アゴの浅いカップが起こす水しぶきは……もはや反則です。

第3位:ダイワ/T.D.ソルトペンシル
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これでメーターオーバーを釣っても何の自慢にもならないのが残念なエサルアーですが、初心者にはこれほど心強いものはありません。これさえ投げてぴちゃぴちゃさせとけば、いつか必ずワンチャンあります。保証します。派生モデルも豊富ですが、シイラには110F-HDを!

第2位:マリア/ポップクイーン105、130

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いまさら私が語る必要もないほど、海では超定番であり原点的な存在ですね。でも、いろいろなポッパーを使えば使うほど、ポップクイーンのオートマ感、安心感、ポップ音の強弱の付けやすさには感嘆します。近海なら105サイズ、大型を狙える海域なら130サイズがおすすめ。

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で、ブレードチューン。つか肉食魚でブレード嫌いなやつは少ないですから、困ったときは小さいブレードつけときゃいいんです。これを水面でピヨピヨやってみてください。もし、信じられないくらいの大きさのシイラが食ってきても、がんばってファイトしてください。本当にありますよ。

第1位:ジャクソン/アスリートミノーS12
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またブレードかよっ!という発言はなしでお願いします。初心者に釣らせるならこれが最強なんです。ただし、食わないときはまったく食いません。なぜか、ほかのルアーに反応がないときに使うと激ハマりすることがある鬼っ子です。ノーマルのままだとハードジャークしないといけないのでややビギナー向きではありませんが、このブレードチューンならミドルスピードでただ巻くだけでシイラがすっ飛んできてパクっと食うので笑えます。しかもデカいのも。ぜひやってみてください。※おすすめブレードサイズは2~2.5番くらいです。それ以上大きくすると巻き抵抗が大きくなったり、ルアーのバランスが崩れたりして真っ直ぐ泳がなくなることがあります。また、ブレードを装着すると、いわゆるI字系の直進するだけのルアーとなり、本来のミノーのアクションはなくなります。でも、これが劇的に効くことがあるんです。リップがあるので泳層をコントロールしやすい、という点もキモなんですね。見た目はアレですが、釣れます。




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これは、昨年の8月初旬に相模湾で釣ったメーターオーバーですが、T.D.ソルトペンシルだったので世の中的にはノーカウントです。そりゃ、釣るだけならカーペンターのアレとか極めてスゴいです。ほかのルアーをよけて食うシーンとか、乗合船で何度も経験しました。でも、高すぎて使いにくいので現実的ではないですよね。ほかにも、あのミノーの超ハードトウィッチとか、あのシンキングペンシルの放置フォールとか、ワカシをモチーフにした20cmクラスのダイビングペンシルとかあるんですけど、シイラをまず一匹、釣るならこの5つのルアーがあればなんとかなるはずです。色は、ギラギラして生々しいやつならなんでもOKです。これは釣れそうだなや……と思えるものを、怪しげな潮目にキャストしてみてください。広範囲を動けないカヤックでは、乗合船と違って朝イチがスーパーウルトラビッグチャンスです。もちろん、完全に陽が昇ってからベイトが浮くと時合が到来することもあります。とにかく、数投で勝負が決まることも多いので、潮目や浮きモノ周辺では絶対に気を抜かないようにしましょうね!




それでは、ナガシマでした☆☆☆




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