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2015/09/06

【ベイト】時合い大研究・後編【反応】

毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。

来週は台風が……(かなCので以下略)。


さて。

前回は「時合い」の基本編として、どういったときに魚の食いが活発になりやすいかについて解説しましたが、今回は後編として、応用パターンを説明したいと思います。時合いというと、数値などではなかなかうまく表すことができないものがありますが、釣果を伸ばすためにはカヤックフィッシングでも超重要キーワードとなりますので、一緒に考えてみましょう。

その前に、ひとつだけいえるのは……カヤックフィッシングに出たその日が最低最悪のクソ潮でも、ぜーーーーーったいに一日のうち一回は時合いというチャンスが回ってくるということです。もちろん、チャンスの大小、時間の長短はありますが、だれにでも平等に巡ってきます。カヤックフィッシングにかぎらず、釣りのうまい人というのは、この時合いにものすごく敏感なんですね。正しい瞬間に、正しい位置に浮いていて、正しいルアーを使っているかどうか。記憶に永く残るような魚が釣れるかどうかは、この地道な作業の繰り返しの結実といえます。

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大事なことなのでもう一度。現場では、どんな潮でも絶対に一度はチャンスが回ってきます。

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潮の動きはじめ、小魚が動くタイミングなどで、大型魚が口を使う瞬間が必ずあります。

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カヤックフィッシングは、ある意味、最も時合いを捕らえやすい釣りのひとつといえると思います。

魚をどう掛けるか。掛けた魚をどう獲るか。悩んで学んで、時間をかけて切磋琢磨しましょう。それがカヤックフィッシングのオモシロさのひとつですからね。だから、だれかに1から10まで教えてもらって、いきなり90cm、10kgオーバーのマダイが釣れても、そりゃつまんないです。




経験を積んだベテランや、上手なアングラーになると、「あと○分したら魚が食いはじめる」と予告できる人もいます。何を根拠にこう言っているのかというと、潮の流れなどの微妙な変化や、小魚や海鳥の動き、気象変化などを察知して、総合的に判断していることが多いのです。つまりは、自然現象を的確に読めるかどうか、これに尽きます。しかし、慣れない場合は何かわかりやすい目安をもとに判断するのもいいと思います。ではでは、いますぐ釣れそうなサイン、いまは釣れなそうなサインについて、いくつか例を挙げて考えてみたいと思います。


●魚探反応で見る時合い
※本当に釣れそうな反応のときはタイラバやジグを入れているので、参考例としてあまりいい写真ではなくてスミマセン……。また、ここでご紹介している魚の写真はあくまで例です。写真の魚探反応とリンクして釣れた魚ではありませんので、どうぞご了承くださいませ。

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1:表層からボトム付近まで、浅場に青物(イナダ)の群れが入ってきているときの魚探画像。このときは、エサとなる小魚を探して大群でうろうろしているような感じでした。ここに小魚がリンクすると、そのタイミングでバタバタっとマダイやイナダなどが釣れる感じです。

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2:中層で小魚の群れが立ち上がっている様子。本当は、もっと小魚の群れが濃くて、まるで竜巻のように沸き上がっているような状況だとビッグチャンスです。いわゆるイワシトルネードに遭遇したら、絶対、近くにデカい魚がいます! 釣れるかどうかは、あなたしだい……ですが。

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3:根のトップに小魚の小さい群れがいる状況。いまは釣れなくても、時合いに入りそうなタイミングでこのポイントに戻ってくると、何かとんでもないことが起こるかもしれません。なので、こういった明確な根やドロップオフはGPSでマーキングして覚えておくのが理想ですね。

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4:コノシロの群れについたシーバスです。明らかに、コノシロの群れが動揺しているのがわかるかと思います。シーバスが食う気マンマンの殺気を出しているので、コノシロたちは逃げまくっています。これぞ時合い。ルアーとレンジが合っていれば、わりとすぐに答えがでます。

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5:ちなみに、おそらく近くに大型肉食魚がいなくて、時合いではないときの小魚の群れがこちら。平和なダンゴですね。マダイやヒラメなどのチンピラたちが突っ込んでくると、隊列が崩れてパニック状態になり、すなわちわかりやすい時合いとなります。ただし、やや離れたところで捕食のチャンスをうかがっている個体もいなくはないので、狙ってみる価値はあります。

もちろん、魚探に何にも映っていなくても、いきなりマダイや青物が釣れることはいくらでもあります。魚探の反応だけがすべてではないのが、不思議でオモシロいところ。周囲をよく見て、自分が「ここなら釣れそう……いまなら釣れる!」と思ったら、とにかくがんばりましょう!


●時合いじゃないときに釣れがちな魚
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潮が緩んでいるときにかぎって動き回る魚もいますし、付近に大型魚がいないときにエサを摂ることが多い魚もいます。具体的にいうと、マトウダイは潮のたるんだ時間帯にヒットしやすいといわれています。また、エソばっかり釣れるときは、中層に大型の肉食魚がいない状況が多いようです。スピードがあって群れで泳ぎ回る青物は、ほかの魚種を圧倒することがあります。体高のあるマダイは、ほかの捕食者を威圧して優先的にエサを食べるとされています。あくまで例ですが、時合いに入ると外道が食わなくなって、青物とマダイのように食物連鎖で上位にある魚だけが連発することがあります。この瞬間を逃すと、釣れません。

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マダイは、近いエリアで連続ヒットすることが多いです。1匹釣れたら、すかさず2匹目を狙うといいことあるかも……。写真を撮るのは、時合い終了後のほうがいいかもしれませんよっ! あと、明らかに時合いに入っているのに、釣れるからといってサバや根魚などで遊んでいると、本命のマダイや青物を釣り損ねることがよくあります。これも、本当に注意です。


感覚を研ぎ澄ますと、時合いに入りそうなとき、なんとなく海がザワザワしてくるのがわかると思います。それまでペターっとしていた海が、急に活気を帯びてくるような感じ。本能的に、身の回りで何かが起こりそうな予感がしてきたら、それが時合い突入への合図でもあります。このワンチャンをものにできるかどうかは経験や運にも左右されるのでなんともいえませんが、時合いに入る寸前の、全身の毛穴が開くようなゾワっとする感覚を求めて、われわれはカヤックを漕いでいるのかもしれません。カヤックフィッシングは、水面が近いからこそ海の変化に敏感でいられると思います。ほかの釣りではなかなか味わえない感覚ですよね。




それでは、ナガシマでした☆☆☆







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