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2016/03/11

シットオントップカヤック概論 【ハリケーンカヤックス】

こんばんは、よっしーでございます。

先日、ハリケーンカヤックス/フェニックス130アングラー(廃盤モデル)とスキマー140(現行モデル)を車載したお客さまの写真を掲載した記事を覚えてらっしゃいますでしょうか?

私、よっしーも両方を並べてまじまじと眺めたことはたぶんなかったと思ったので、フェニックスとスキマーの違いをここで軽く解説してみようと思いまして。

すでに廃盤になっているフェニックス130アングラーとの違いなので、あまり参考にならないかもしれませんが(^^;

Dscn1848

レッドがフェニックス130アングラー(以降F、廃盤モデル)で、
マンゴーがスキマー140(以降S)です。


全長は F 400cm、S 427cm、
全幅は F 73cm、S 74.9cm、
重量は どちらも 23.6kg

どちらもABS(強化プラスチック)製なのですが、スキマーのほうがより軽量化されています。クルマに積むときには軽いに越したことはないですね。


シート位置を合わせて並べています。

Dscn1846 Dscn1844

シート、フットブレイス、ペダルを見ると、コックピットはだいたい同じ位置ですね。
スキマーのほうが、シートの幅広で、着座位置が少し高くなっています。

シートが大きいので小柄なパドラーは、意識してシートの中心に座らないと、なんとなく左右のバランスが悪くなったりしますね。
浜辺で出発するとき、カヤックの横から座るときにシートの端っこに腰を下ろしちゃったりしたら、その拍子にバランス崩してしりもちつくように沈しちゃったりして。
中心から少しずれた位置に座ってることに気が付かないと、なんかカヤックがナナメだなぁとか、なんか右(もしくは左)に曲がって行くなぁとか。

横から見てみましょう。

Dscn1849

スキマーはシートが船体にボルト留めされているので、収納するときや車載するときには背もたれがバタバタしないようにショックコードでハッチにひっかけておくことをおすすめします。

フットブレイスは相変わらず遠いです。ちなみに身長148cmの私は一番シート側にしてもギリギリです(^^;


フェニックスには標準装備していたフラッシュロッドホルダー(埋め込み式のロッドホルダー)ですが、スキマーにはオプションです。でも、ほぼ皆さん同じ位置に取り付けますね。やっぱりここにあるのが普通に使いやすいです。

Dscn1840

スキマーのほうがリアラゲッジがシートに近く、そして角ばっていてクーラーボックスが置きやすい。
シートの後ろにあるハッチも使うっちゃ使うけど、アングラーにとってはクーラーボックスの使い勝手のほうが重要でしょう。

Dscn1841

ラゲッジスペースが広く改良されていますので、より大きいクーラーも置けるようになりました。キャッチ&イート派には大きなポイントですね♪

スターン側のハッチは、足の間にあるハッチと同じく小さいので…ここには何入れようかしら。カヤックカートのタイダウンベルトでもしまいましょうか。

水の上では、シートに座った状態から動けません。
水の上で使うものはそこから手の届く範囲に置きましょう。
水の上で使わないものは、前後のハッチなどにしまいましょう。

デッキの上は整理整頓です。

「あれ、どこ置いたっけ?」とかナシです。

まず釣りがしにくいし、パドリングもしにくいです。

いつの間にか落としてなくしちゃったりするしね。

それに、沈したときには自分が落水して慌てふためくだけでなくデッキに置いた物がすべて水の底に消えていきます。

絶対なくしたくないものには流れ止めのリーシュコードを。

もしくは、最悪なくしても許せる範囲のものを持って行きましょう。

あまり高価な釣り具は使わなくても大丈夫だと思います。

釣れるときは釣れるし、釣れないときは何やったって釣れません。沖アミ使ってサビキやってもルアー釣りのほうが釣れる日もあるんですから(-。-;)


話を戻して、お次はスターンを見てみましょう。


Dscn1855

スキマーのほうがちょっとキールライン(船尾のところ)がはっきり飛び出ています。
キールがはっきり出ているほうが直進性がいいので、ガツガツ漕いだらその分漕いだ力が前に進む力に変わります。キールがあまりないものは多少左右にぶれることがあります。それもテクニックで補えますが、初心者にはスキマーの方がまっすぐ漕ぎやすいですね。

それと、スキマーのほうが船体の厚みがあります。フネのボリュームがあるっていうことで、より積載量が多くなります。体格のいいかたには積載量の多いほうがいいですね。大きいクーラーを積みたい人にも。



逆に、小柄なひとが積載量の大きいカヤックに乗ると、想定された体重より軽いので喫水線が下がります=カヤックが浮きすぎ=コントロールがしにくくなります。例えば、風が強く吹いてきたときに他の人よりもやけに流されるなぁ…とか、風見鶏現象(※最後に解説しますね。)が余計起こるとか。





スキマーの116、128、140のサイズで、それぞれオススメの使い方があります。


車載時や担いだときの軽さを優先させたいならコンパクトなスキマー116

大海原での大物との格闘を目標とするなら、積載量とスピードのスキマー140

そして、そのいいとこどりのスキマー128

といったところでしょうか。


もちろんそれぞれの体格と釣りのスタイルで相性が違ってきます。
迷ったら遠慮なくご相談くださいね♪




※風見鶏現象というのは、
風上方向にカヤックのバウが向いてしまうことで、自分が行きたい方向へ進みにくくなるんです。

風見鶏って常に風上に向くようになっているでしょう。あれはそういう設計で作ってるのではなく、流体力学的にそうなってしまうんですねー。

方向を修正しながら漕ぐので、片方だけいっぱい漕いだりして余計疲れちゃったり、ナナメに流されていって行きたい方向になかなかたどり着けず結局別の浜辺に上がることになったりして。



カヤックの性能差もあるかもしれませんが、単純にそのせいにしたりしないで、そうなった場合でもちゃんと帰着できるように、パドリングスキルを磨くことも大事ですよね。

数少ない休みの日、晴れたら思う存分釣りを楽しみたい気持ちもよーーくわかりますが、気温と水温が上がってきたら、ぜひパドリングや再乗艇の練習もしてくださいね。
カヤックに乗ったらひとりひとりが船長です。くれぐれも航海安全ですよ(*^-^)


by よっしー

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