【マダイ】魚探反応にTGベイトを落としてみた【3連発】
もはやTGベイトなしにはカヤックでのマダイ釣りが成立しなくなってしまった不肖ナガシマですが、これまでの経緯は、よろしければこちらとこちらとこちらをご参照くださいませ。というわけで、先日もカヤックフィッシングに行ってきました。
関東沿岸部にもようやく春の潮が入ってきたようで、釣行した日は潮っカスのにごり潮。透明度は2~3mくらいと、いつもの半分以下です(もしくは、時化の日が続いていたので単なる底荒れのにごりかもしれませんが)。
まずはこいつ。某中古系釣具店で新品のカタクチ60gのみなぜか1,000円ちょいの激安だったので救出。しかし釣れねー。やっぱり、にごり潮にシルバー系はよくないのかなぁ……。
少し風もあって、潮もブッ飛んでいたので80g緑金にチェンジ。おお、80gって使いやすい! 当たり前ですが着底が早いし、ボディがやや大きいので潮を受ける分、ゆっくり巻きでも適度に泳ぐ。カタクチイワシがちょっと大きくなる乗っ込み後半から初夏は、80gがベストかもです。
しかし、いきなりESOにガブ飲みされる80g緑金。高級ジグをなんという食い方。
この時期のワタシのカヤックフィッシングは、基本的にはマダイを狙いながらも青物の回遊も待つというゲス釣りなのですが、魚探にマダイが映ると、やはり夢中になってしまいます。
お!
さっそくマダイらしき反応が現れましたよっ‼ では、TGベイト80g緑金を入れてみます。
※以下、魚探に反応が出たタイミングであわてて撮影しているので、画面にナガシマおじさんの顔が映りこんでいてお見苦しい点をご了承くださいませ。本当は、ローランスやガーミンなどの最新魚探を使って、わかりやすくきれいなスクリーンショットをご紹介したいのですが、それはまたいずれということで……。
●移動しながらエサを探しているらしきマダイの反応
底付近で糸を引くような魚影。数匹いるように映っているときは、時期によってはフグの群れのことも多いですが、この写真のように底から5mくらいのところを単体、もしくは2匹くらいで泳いでいる魚は、マダイのことが多いです。この魚影にTGベイト80g緑金を落としてみると……、
一発で食いました。けっこうパワフルだったので、もっとデカいかと思いましたが68㎝、3.5㎏でした。さすが緑金。仕事が早いです。
この時点でもう満足なのですが、潮が動いていて反応もあって、なんとなく釣れそうなのでもうちょっとやってみます。
次は、60g赤金。いつも釣れそうで釣れない赤金ですが、いつも釣れないワケがないのでやってみます。
●ジグを追ってきてヒットした瞬間
底付近に現れた怪しい反応にジグを落としてみると……きたぜ~‼ でも、あまり大きくなさそうなので、魚探画面の写真を撮ってみました。写真内のAがマダイで、Bでふたつの線がひとつになったところがバイトの瞬間です。Cには、底付近にほかに2匹いるような影が映っています。
50㎝あるなしくらい。でも、やっと緑金以外のカラーで釣れたっ! それがうれしい。
●これもマダイっぽい反応
水深が深くなればなるほど、反応は小さくなります。43m付近にポツンポツンと映っている魚影をマダイと信じて、ジグを落とします……が、食わず。次、37mくらいのところに浮いている、やる気のありそうなマダイ(たぶんおそらくきっと)。即行でジグを落とします……が、食わず。エサとなるベイトフィッシュが少なく、状況が渋そうなときはこんな反応をひたすらチェックしていきます。いま釣れなくても、潮が効いてきたタイミングでいきなり食うことがあるので、絶対に気を抜けません。
●2匹も追ってきたのに食わなかった……
Aに2匹のマダイが浮上して、Bのジグを追ってきた!が、2匹とも帰っていきました……残念。潮がたるんできたのか、TGベイトの赤金カラーが気にいらないのか、リトリーブスピードが速いのか。釣れなかったとしても、画面からいろいろなことがわかる場合があります。このときは、ジグの色が合っていないと判断して、80g緑金に交換しました。ちなみに、ジグやタイラバを食わずに帰っていったマダイは、次の一手で食うことはほとんどありません。このため、マダイは一発で仕留める必要があります。最初のフォールからリトリーブ開始直後に集中しましょう。この一期一会のドキドキ感があるからこそ、カヤックマダイは面白いんです。
これも、マダイがジグに反応して追ってきたけど逃げていった図です。AがTGベイトの軌跡で、見にくいですがBがマダイ。ああ、海底に帰っていってしまいました。エソだと思うことにして、次いくぞっ!
●小魚の群れを直撃する
おっ、大きな小魚の群れが魚探に映りました。少しだけザワザワした感じもあり、群れが乱れているようにも思えます。これはチャンスかもしれません。単体や2~3匹のマダイは一撃で仕留めたいのですが、このような小魚の群れには複数のマダイがついているかもしれないので、ちょっとしつこく攻めます。小魚の群れの両端、ド真ん中を横切るように、ジグをさす角度もいろいろ変えながら、何回かTGベイトを巻くと、いいことがあるはずです。で、3回目のフォール。着底後、5mほど巻いたところで……ガツガツガツゴッゴッゴン! オッケーグーグル、いい感じでヒットしたぞ~。
イエス3匹目。すっごい引いたのに、65㎝くらい。でも、とてもキレイなマダイです。
タイジグは楽しいなぁ。バス釣りでいうところの、スピナーベイトによく似ていると思います。いわゆる、巻きの釣り。微妙な潮の流れの変化を感じとりながら、リトリーブ速度を微調整。すると、いきなり竿先が水面に突き刺さる! はい、いまからでも釣りに行きタイです。
ちなみに、たっかいTGベイトが根がかりしたときは、絶対にロッドでグイグイしないでください。もっと深く根や岩などにハリが食いこんで、致命的になります。「やっべ、根がかっちゃったかも……」と思ったら、それ以上強く引っ張らずに、根がかりした位置の真上にカヤックをもっていき、ラインをつかんで優しくトントンしてみてください。そうすると、ジグの重さの反動でハリがはずれるはずです。回収率はけっこう高いので、あきらめずに試してみてください。
私の使っている魚探は、ホンデックスのHE-51Cという旧式ですが、これでも十分に機能します。水深、地形、小魚の群れがわかるのでいまのところまったく問題ないのですが、これからカヤックフィッシング用にホンデックスの魚探を購入するのでしたら、最新型のPS-511CNがおすすめです。電池式で簡単に使える手軽さはそのままに、GPSはもちろん、海岸線データや水深レンジ設定など、格段に使いやすく進化していますよ。カヤックへのセッティング方法や使い方など、わからないことがありましたらサウスウインドまでお問い合わせくださいませ。メールはこちらまで、お電話は045-222-1322へどうぞ~。
それでは、ナガシマでした☆☆☆彡
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