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2016/09/25

【基本】秋のカヤックフィッシング超入門・ウエア編【応用】

毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。



昨日、愛艇スキマー128に乗るお客さまのSさんが和田長浜(わだなはま)でカワハギを釣ってきました。黒崎の鼻のちょい沖、水深17mくらいのところでちょろっとやってみたところ、短時間で25㎝くらいの良型4枚を含む9枚キャッチしたそうです。いよいよシーズン到来ですね! ナハマとしてはまだちょっと水深が深めですが、秋が深まるにつれて浅場(10~5mくらい)でも大型がバンバン釣れるようになるはずです。

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ナハマ帰りに店に立ち寄ってくれたSさまにカワハギを見せてもらいましたが、この時期にしては意外と肝が入っていそうな個体もあり、今後の展開が非常に楽しみです。


ところで、昨日のナハマは朝のうちはくもりで、昼近くになってポツポツ雨が降り出す天候。しかし、カヤックを漕ぐにはやや蒸し暑く、ウエア選びがちょっと難しい状況だったようです。実際、釣行したSさまは「朝は鮎タイツをはいたんだけど、水辺までカヤックを運んだら暑くなっちゃって、またクルマまで戻って着替えたよ」とおっしゃっていました。

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Sさまが着替えたあとのウエアは、おおむねこんな感じ。速乾性のタイツに、パドリング用ハーフパンツ。上はラッシュガードを着て、雨が降ってきたときにジャケットを着用したとのこと。9月後半から10月初旬の関東沿岸では、晴れて気温が25℃くらいまで高くなる日でしたら、こんな感じの真夏用に近い服装でOKです。コツは、ちょっと肌寒い朝や、雨がパラつきそうな状況のときのために、薄手のパドリングジャケットがあるとすごく便利、ということです。


それでは、もうちょっと秋が深くなってきた10月中旬以降のカヤックフィッシングでは、どんな感じのウエアリングをすればいいか。以下で具体的に説明してみましょう。







●パドリングジャケット+パドリングパンツが基本
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全体図は、こんな感じです。10月の関東沿岸は、気温が高い日もあればやや寒い日もありますが、まだ海水温は高めなので、現場の天候に応じて臨機応変に対処できる服装が理想です。とはいえ、そんなに難しく考える必要はなく、「暑くなったら温度調節がしやすい服装で、足元は水に濡れてもいいシューズ」が基本になるでしょう。

●PFDはカヤックフィッシング専用モデルが使いやすい 
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PFDに関しては、真冬でも真夏でも同じなのですが、これからカヤックフィッシングに挑戦する方でしたら、ある程度ポケットが大きくて、背中がメッシュになっているカヤックフィッシング用を選んでおけば間違いないでしょう。さまざまな種類がありますが、胸のポケットに必要最低限の小物を入れておき、シートの背もたれに干渉しにくいメッシュ仕様が座りやすいと思います。人気なのは、MTI/ドラドモンベル/アングラーなどです。

●温度調節しやすいパドリングジャケット
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今年の秋は長雨で、急に寒くなってきたと思えば、晴れて暑くなる日もあります。釣りに行く日がどんな天候か読みにくいので、一枚羽織れるパドリングジャケットは手放せない存在です。カヤックに積んでおいて、寒くなったり雨が降ってきたりしたときに着るのでもOKです。胸元にファスナーがあり、フードもあるものが使いやすいと思います。レイヴン/レインボージャケットや、レベルシックス/ボナビスタモンベル/アリュートオーシャンアノラックなどが人気です。ちなみにインナーは、気温が高い日なら夏に着ていたラッシュガードでもいいですし、秋が深まってきたら、撥水性の高い高機能ウエアのファイントラック/フラッドラッシュがおすすめです。フラッドラッシュは、真冬のインナーとしても使えるので便利です。

●何かと便利な薄手のパドリングパンツ
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タイツ+ハーフパンツではちょっと寒いし、ドライパンツでは暑すぎる……そんなときは、MTI/ウルトラスプラッシュパンツのような、季節の変わり目に着用するパンツもこの時期は大活躍します。雨風や水しぶきで濡れるのを防ぎ、なおかつ適度に保温性もあるので、一着あると快適です。ただ、素肌にはくと汗で張りつくので、速乾性のタイツの上に重ねるといいですよ。なお、足元は素足に履くパドリングブーツ、もしくはシューズで大丈夫です。

●日差しが弱まる秋はキャップでもOK
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夏場は日焼け対策として首筋を保護するハットが必需品ですが、秋からは紫外線も弱くなるのでキャップでもいいでしょう。もちろん、日焼けが気になる場合はハットをそのまま使ってもいいですし、偏光グラスはどんな場合でも釣りには絶対に必要です。

●そのほかの超基本的装備品
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PFDには必ず携帯電話用防水ケースを結んでおき、万が一の際にすぐに通話できるようにしておきます。ハッチの中にしまってしまうと、天候が急変したときに初動が遅れて大変なことになりかねません。また、救助用ホイッスルも絶対に備え付けておきましょう。落水して海水を飲んだら、大きな声は出せませんよ~。



もちろん、暑さ寒さの感じ方は人それぞれですし、地域によっても温度差がありますので、ウエアリングは微調整していただければと思います。カヤックを漕ぐとき、いつの場合でも基本は、「陸上ではやや寒いくらいで、漕ぎ出したらちょうどいい」といった感じでウエアを選ぶことを覚えておくといいでしょう。まあ、寒くなったら無理せず、一度岸に戻って着替えてくださいね。

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ちなみに、晩秋から初冬にかけてはこんな感じになります。ドヤ顔のモデルは当店スタッフよっしー。ブルーストーム/レイヴンパンツに代表される防水ドライパンツをはいて、インナーを工夫すれば防寒性も保てますし、ジャケットによっては冬場でも応用できるものがあります。もちろん、保温性の高いニットキャップや、グローブも出番が多くなります。このへんは、また季節が進んだときにこのブログにてご説明しますね。




そのほか、はじめてのカヤックフィッシングでは当然わからないこともたくさんあるかと思います。ウエアの選び方はもちろん、カヤック本体ほか必要な用品類や車載のこと、釣り方なども含めて、ご質問がありましたらいつでもこちらのメールか、サウスウインド電話:045-222-1322までお気軽にご連絡くださいませ!

それでは、ナガシマでした☆☆☆彡



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