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2016/10/09

【基本の】カヤックカワハギ超入門【準備編】

ここ3週間ほど、休みのたびに天気が悪く、カヤックフィッシングに行けておりません……毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。というわけで、今年も冬シーバス用に使うビッグバッカー(オリジナル、ヘビーウエイト、128)を15,000円分くらい買っておきました。去年、買った新品がまだ10個くらい残っていたのを忘れていましたが、ま、まったく気にしていませんよ。

ルアーを買うと、さらに釣りに行きたくなるのですが、天気が悪くて釣りに行けない悪循環。うーん、なんでもいいから魚のアタリを感じたい!

となると、あの秋冬の超人気ターゲットのことも気になってきます。

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そう、カワハギです(シーバスとカワハギはシーズンが微妙に重なるので悩みますね)。

以前からカヤックフィッシングでも大人気のターゲットですが、最近では、カワハギ釣りたさにカヤックフィッシングをはじめるお客さまも多くいらっしゃいます。カヤックの場合、遊漁船が入ってこられないような浅場や、いままで攻められていないような小場所も釣ることができます。つまり、竿抜けしているポイントの大型カワハギを独占できる可能性もあるんです。

カワハギ釣りというと、「競技性の高い特殊な釣り」というイメージがあるかと思います。もちろん、ある面ではその通りですが、カヤックの場合はだれにも邪魔されることなく自分で好きなように釣ることができるので、そんなに難しく考えなくても大丈夫です! だれかと競うわけではないので、ご家族で食べる分だけ釣れればOKですよね。何より、肝パンのカワハギは本当においしいですから、やったことのない方もぜひ挑戦してみてください☆


では、カヤックでのカワハギ釣りの超基本を、ダイジェスト的ではありますがご紹介します。

●タックル
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ロッドだけは、カヤックでもカワハギ専用ロッドがあったほうが圧倒的に有利です。ダイワなら「極鋭カワハギAGS」、シマノなら「ステファーノ」、がまかつなら「がま船カワハギEX」という驚くべき超絶感度を備えた最高級シリーズがありますが、カヤックでは狭いデッキの上でガチャガチャしやすいので、そこまで高いものでなくてもかまいません。まずは入門~中級機種でやってみるのでも十分です。もしくは高感度バスロッドでも、とりあえずなら釣ることができます。リールは、まずはPE0.8~1号を200mほど巻ける海水対応小型軽量ベイトリールならOKです。

●仕かけ
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とりあえず1回、カワハギ釣りをやってみるのでしたら、仕かけは、ダイワなら「快適カワハギ仕掛けワンデイパックSS」、シマノなら「ステファーノカワハギ仕掛け」がおすすめです。どちらも糸付き針が10本セットになっていて、すぐに使えます。ハリのタイプは、ダイワなら「スピード7.0号」、シマノなら「吸わせ7.0号」か「吸わせ力7.5号」がいいと思います。これなら、どんな場所でも小型から大きめのカワハギに対応できて、初心者でも自動的にハリがかりさせやすいフック形状になっています。一日の釣りでしたら、完成品の仕かけが3セットもあれば大丈夫です。

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カワハギ釣りでは、カヤックにかぎらずフック交換が大事。アタリがあるのにかからないときや、カワハギがかかってもバレてしまうときは、どんどんハリを交換しましょう。仕かけには自動ハリス止めがついているので、交換は簡単です。写真のような磁石マットにハリを置いておき、気になったら躊躇せずに取り替えます。

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カワハギの歯は非常に硬く、1~2匹釣ると、すぐにハリ先が甘くなってしまいます。理想は、上くちびるの先端ど真ん中にフッキングさせること。これなら、まずバレません。慣れてきたら、自分の好きなハリのタイプを使ってみても面白いですよ。底べったりの釣りに向くハリ、底を切った宙釣りに向くハリなど、カワハギ釣りでのハリ選択は本当に奥が深いんです……。

●オモリ
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オモリの重さは、カヤックで極端な浅場(水深5~10mくらい)を攻める場合は10~20号でも問題ありませんが、通常は船釣りと同じく25号が基準です。潮が速い深場では、カヤックでも30号のオモリが必要な場面もあります。また、オモリが重めのほうが速く着底させられますし、沈下スピードを生かしてキタマクラやベラなどのエサ取りを避けたり、反射的にカワハギを食わせたりすることもできます。なお、艇の位置が動きやすいカヤックでは、根がかりしてオモリだけなくなることもけっこうあるので、オモリは安いものでもいいので多めに用意しておいたほうがいいと思います。カワハギはキラキラ光るものや、夜光タイプの目立つオモリが大好きなので、何種類か持っておきましょう。

そのほか、カヤックでのカワハギ釣りにあると便利な小物などについては、こちらのブログをご参照ください。

●エサ
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カヤックのカワハギ釣りでも、用意も保管も簡単なアサリを使っておけば間違いありません。なかでも準備しやすいのが、スーパーなどで売っている冷凍アサリです。できれば生のアサリをむいて冷凍したものがあれば理想的ですが、カヤックの場合は隣の釣り人と数を競うような状況がほとんどないので、ボイルのものでもかまいません。たとえばタンデム艇で、ふたりで生とボイルを使い分けると、おそらく生のほうがアタリも釣果も多いと思いますが……。ボイルのものも、できたら親指の爪くらいの小さめのアサリを選ぶのが理想です。

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ボイルのものも、はじめはマルキユーのカワハギ職人のような市販品を使ってアサリの身をしめておくと使いやすく、食いもよくなるはずです。自作する場合は、カワハギの摂餌効果を高める「うまみ調味料」と、アサリの身から水分を出して締めるための「天然塩」を混合してもいいでしょう。うまみ調味料8、天然塩2くらいの比率で混ぜるだけなので、簡単に作れます(実際に作ってみたときのブログはこちらです)。

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こんな感じで、3本のハリにアサリをセットします。パン食い競争のアンパンのあんこから食べるように、カワハギは器用にワタから食べるので、水管→ベロ→ワタの順でハリに刺すのが超基本にして王道。ですが、活性の高いカワハギがいれば、丸くコンパクトに刺せていればテキトーなエサつけでも釣れるので、はじめはあまり気にしなくても問題ないですよ。

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ボイルのアサリで食いが悪いときは、生のアサリが必殺エサになることも。マルキユーの「くわせ生アサリ」を予備として持っておくと、必ずいつかいいことがあると思います。

●カワハギのいるところ
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三浦半島沿岸部で、カヤックでカワハギを釣りやすい場所といえば、やはり和田長浜(わだなはま)でしょう。海に向かって右もしくは左に漕いでいって、釣れそうなところで適当にとめて探ってみるだけでも、それなりに反応を得られるはずです。もっと効率よく釣るための基本的なコツは、「岩盤や小さな根+砂地のある場所」を狙うこと。岩などの根と、適度な砂地があるのが理想ですが、魚探があればわりとすぐにわかると思います。写真のような「二次反射」(水深表示で35m付近)があるポイントは、砂や岩盤など、底質が硬い証拠です。ちなみにカワハギは、写真のように底付近に何匹かの群れが短い線を引くように映ることが多いです。1匹でもカワハギが釣れたら、その水深とポイントがその日の正解に近いことがよくあるので、似たようなエリアやレンジを重点的に攻めてみましょう。

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ちなみに、キタマクラやベラの仲間ばっかり釣れる場所は、岩礁帯だけの地形地質が多いようです。微妙にカワハギがいるポイントからはずれているか、タナが合っていないので、思い切って移動してもいいでしょう。カワハギが多い場所でしたら、すぐに反応があるはずです。

●釣り方
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オモリで底を細かく激しくたたいたり、宙層でゆったり誘ったり……カワハギの釣り方は、100人いれば100通りあるほどなのですが、慣れるまではオモリを底につけて攻めるのが基本です。はじめてなら、竿をゆっくりめで動かす「ヒノノニトン釣法」でやってみましょう。オモリで底を小突きながら、トントントントンヒノノニトン(食わせの間)トントントントンヒノノニトン (食わせの間)……あのリズムの感じでエサを躍らせて誘います。この食わせの間では、ラインを張らずゆるめずにしてアタリをとります。アタリがあればロッドを持ちあげるようにしつつ素早くリールを巻いてアワセます。食わない場合は、トントントントンヒノノニトン♪、トントントントンヒノノニトン♪……と速く激しく誘うか、ト ン ト ン ト ン ト ン ヒ ノ ノ ニ~ ト~ ン~……と極端にゆっくりにするか、また、食わせの間を何秒にするか、いろいろ考えて調節してみてください。これを考えるのが、カヤックでのカワハギ釣りで最も面白いところのひとつなんです。

なお、手漕ぎのカヤックの場合は、ちょっと風があると流されてしまし釣りにくいので、浅場ではアンカリングして艇を固定してしまうのがカヤックでのカワハギ釣りの基本でもあります。

●カワハギの持ち帰り方
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いわゆるワッペンサイズと呼ばれる小型のカワハギは食べられる部分が少ないのですが、カヤックで苦労して大型のカワハギを釣ったら、ぜひおいしく食べてあげましょう。そのためにまず大事なのは、血抜きです。エラの部分に先端の鋭い千枚通しやマイナスドライバー、ナイフなどを突き刺し、30分ほど海水に浸けておくと血が抜けます。これで、肝に血や臭みが回りにくくなるので、肝あえのお刺身をおいしく食べることができます。血抜きをしたカワハギはクーラーボックスの水氷(氷に海水を混ぜた水)で冷やして持ち帰ればOKです。ちなみに、ペットボトルを凍らせた氷でも問題なく使えますよ。


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釣り方が繊細で、微妙なアタリにアワセがきまったときの快感もそうですが、あのゴンゴンくる強い引きも楽しいカワハギ釣り。もう、すべてがオモシロイのですが、さらに食べておいしいとなると、日本を代表する最強釣魚のひとつといえますね。まさに、日本人の好きな釣りの要素がすべて詰まっているんじゃないでしょうか。しかも、自分で操艇するカヤックでのカワハギ釣り。もう、今シーズンこそ挑戦するしかないですね。

それでは、ナガシマでした☆☆☆彡

※当方、最新のカワハギ専用リールを買おうと思っているのですが、、シマノのスティーレかステファーノXGか、はたまたダイワのスパルタンRTがいいか、悩んでいます。どなたか使っている方がいらっしゃいましたら、使用感を教えてくださいませ!




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