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2016/11/20

【ここが】ハリケーンカヤックス、検品の要点【ポイント】

毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。

いよいよ、冬のシーバスシーズンへと突入しました。ナガシマは先日もカヤックフィッシングへ行きましたが、ぼちぼち釣れました。産卵のため東京湾湾口部へと下る大きな群れがシャローへ入って、相模湾、東京湾各地のポイントが大爆発するのはもうひと潮くらい先になりそうですが……。あと1カ月ちょいの期間限定で、行けるかぎりシーバス釣りに行きたいと思います。

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相変わらずソゲも各地で元気で、釣れまくりです。あくまでシーバスの外道ですし、シーバス釣りのときはクーラーボックスを積まないのでいままではすべてリリースしていましたが、今年もあまりによく釣れるので40~50㎝くらいのを2枚キープして刺身、カルパッチョ、煮付けにして食べてみたところ……なんでいままでリリースしていたのか後悔するほど激ウマでした。当たり前ですがヒラメって高級魚なんですね。

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で、かなり話題?のメガロドーン2オンスをゲット。超巨大スピナーベイトというありそうでなかったジャンル。ジャッカルさんは本当にモノづくりの天才企業です。どれくらい大きいかといいうと、DVDのパッケージくらい。当店スタッフよっしーの顔と同じくらい。ヘッドが2オンスなので、ブレードとか合わせると3オンス超えてます。これでシーバスを釣りたいんですが、昔からスピナベはシーバスに効かないともいわれています。でも、釣りの常識ほど簡単に覆るものはないと思っているので、ちょっとがんばってみます。

さて。

カヤックフィッシングで超人気の軽量高速艇といえば、ハリケーンカヤックス/スキマーシリーズです。私も、入り組んだストラクチャー狙いのシーバス釣りや、繊細な漕艇が必要なバス釣りではスキマー116を使用しています。そして、漕ぐだけでも楽しいスピードスターのスキマー128や、外洋向きカヤックの代表格であるスキマー140、高速&安定性抜群のタンデム艇スキマー140Tと、目的のカヤックフィッシングに合わせて選べるラインナップがあります。

シーバス狙いのお客さまにもおすすめのスキマーシリーズですが、おかげさまでただいま完売となってしまったカラーもあります。予定では、12~1月ごろに再入荷の見通しです。来春のカヤックフィッシングシーズンの開幕には十分に間に合うはずですので、ご希望のモデルやカラーがある場合は、お気軽にサウスウインドまでお問い合わせくださいませ。

というわけで、前回はマリブカヤックスの検品の様子をご紹介しましたが、今回のブログでは、ハリケーンカヤックスの検品方法をご紹介したいと思います。







チェックポイント①:カラー&シリアルナンバー
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アメリカからコンテナで輸入されたハリケーンカヤックスは、このような黒い袋で梱包されています。で、そこにモデル名、カラー名、シリアルナンバーが記載されています。お客さまのご要望に応じて倉庫から搬入したあと、梱包を解いて中身を確認します。ハリケーンカヤックスは仕事がわりとていねい?なので、輸入時、コンテナ内のカヤック総数や梱包の中身が違うことはほとんどありませんが、在庫管理のためシリアルナンバーをチェックします。

チェックポイント②:デッキ、ハルなど
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ハリケーンカヤックスのABS樹脂は、ポリエチレンと同様に柔軟性があります。船に積まれたコンテナは、太平洋の気温の高い海域を通ってくるため、コンテナ内が高温になることで素材が柔らかくなり、積載状況によりデッキやハルなどに、まれにへこみが生じることがあります。このへこみは、気密性の高いハリケーンカヤックスの艇内の空気が膨張収縮することにより起きることもありますが、最近では、ハッチのフタをはずして梱包しているので、気温変化により大きくへこんでしまうことはほとんどなくなりました。

チェックポイント③:バウ、スターン部のクラック
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ハリケーンカヤックスは、製造時の特性で、曲面の大きな部分に細かいヒビが入ることがあります(こちらをご参照ください)。この表面アクリルコーティングのクラックですが、最近ではかなり少なくなりました。

チェックポイント③:各パーツ
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フットブレイスの動作確認では、足を置いたときにしっかり固定されるかどうかと、移動時にひっかかりがないかを確認します。シートの背もたれの可動部の確認、背もたれの取り付けネジにゆるみがないか、などもチェックします。また、ハンドルやリグなどの取り付けに不具合がないかも見ていきます。

チェックポイント④:スカッパーホール
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スキマーシリーズは、デッキ部とハル部の上下のパーツを貼り合わせて製造されていますが、スカッパーホール部は高強度のパイプが強力な接着剤により接合されています。この部分に強い圧力がかかるとパイプがずれたりして浸水することも考えられるため、艇外、艇内から目視して不具合がないかよく確認します。ちなみに、スキマーシリーズに浸水があった場合、まずはハッチのフタとドレンプラグがきっちり閉まっているかどうかを確認してください。ハッチのフタが少しでも開いていると、出艇時に波をかぶったときに水が入りやすくなります。また、ドレンプラグは砂やゴミなどが挟まっていると水圧で水が入りやすいので要注意です。

チェックポイント⑤空気チェック
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最後に、ドレンプラグから艇内にエアポンプで空気を入れて、漏れる場所がないかチェックします。ずばり、これが最も大事な検品項目なので最初にやってもいいんですが、空気を入れる係と漏れを確認する係のふたりで検品する必要があるので、スタッフの手が空いているときじゃないとできないんですね……。なので、ナガシマの場合は先に①~④までを検査しておいて、ラストに空気チェックしています。つまり、空気が漏れる箇所からは、浸水するおそれがあるということ。とくにスカッパーホールは重点的に確認します。ちなみに、前回のマリブカヤックス編ではこの検品方法はありませんでした。なぜかといいますと、マリブカヤックスのカヤックは各種、大きなハッチがついているので、ドレンプラグから空気を入れてもすき間から漏れてしまうんですね。マリブカヤックスの大きなハッチはすごく便利なんですけど、大波をかぶると多少の浸水があります。

問題がなければ、これで検品は終了です。発送の場合は、検品後に梱包してお客さまへお届けします。

もちろん、検品の時点で不具合があった場合は、在庫のあるものは交換させていただいております。なお、在庫のないカヤックは、お客さまにご連絡しまして、カラー変更のお願いまたは次回入荷をお待ちいただく場合があります。ご了承くださいませ。

※カヤックは、製造ならびに海外からの輸入の段階で多少の汚れや小さなキズがつくことがあります。
※ABS樹脂製カヤックの場合も、素材の特性上、熱収縮などにより多少のへこみ、ゆがみが発生する場合があります。

ハリケーンカヤックスほかフィッシングカヤックをご検討中のお客さまは、こちらのお問い合わせメールか、お電話はサウスウインド045-222-1322までお問い合わせください。もちろん、カヤック本体のほか、魚探の使い方やそのほかのパーツおよび用品、これからの時期の魚の釣り方のことでなどわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ~。

それでは、来週も安全で楽しいカヤックフィッシングを! ナガシマでした☆☆☆彡








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