【ここを】マリブカヤックスはこうやって検品しています【チェック】

毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。

外洋向きフィッシングカヤックの歴史的名艇、X-13。大人気＆超定番タンデムカヤックのプロ2タンデム。小型カヤックの決定版、ミニX。そのほか、新鋭の軽量＆安定型カヤック、Xキャリバーに、ご家族で遊べる最新モデルのトリオ11と、数多くの人気モデルを輩出するアメリカはカリフォルニアのカヤックブランドといえば、おなじみマリブカヤックスですね。

ただいまマリブカヤックスは、おかげさまで完売となってしまったモデルやカラーも多くありますが、12～1月ごろに再入荷の予定です。来春のカヤックフィッシングシーズンの開幕には十分に間に合うはずですので、ご希望のモデルやカラーがある場合は、お気軽にサウスウインドまでお問い合わせくださいませ。



さて。

マリブカヤックスほか、当店で販売するカヤック（輸入元直送分を除く）は、お客さまに発送およびお引渡しする前に、一艇一艇、以下の点を中心に目視にて検品しています。

チェック項目①：艇全体の確認
　
アメリカからコンテナでまとめて輸入されたカヤックは、一艇ごとに梱包袋に入っています。この状態でサウスウインドの倉庫で保管中のカヤックを、お客さまより現物確認のご希望やご注文を承ったあと、倉庫から店舗へと搬入し、開封します。まずは、全体のチェック（最近ではほとんどなくなりましたが、ごくまれに袋に記載されている色と中身が間違っていることもあります( ﾟдﾟ)！）。カラーに問題がなければ、デッキやハルなどにキズや不具合がないかをよく確認します。

チェック項目②：艇内の確認

外見に問題がなければ、次は艇内のチェック。ハッチを開け、強力なLEDライトでポリエチレン素材を透かしたりして、内部を細かく確認します。マリブカヤックスの場合、とくに重点的に検査するのが、スカッパーホールのパイプ部分。ヒビや割れなどがないか、注意して目視します。もし万が一、クラックがあった場合は、修復したあとに水漏れがないか水密性を確認します。

チェック項目③：スカッパーホールの確認

内側に続いて、艇の外側からもスカッパーホールを確認します。やはり、スカッパーホールはどのブランドのシットオントップカヤックでもウイークポイントになりがちなので、ヒビや割れなどがないかもう一度チェック。もし、ご使用中のカヤックの浸水量が急に多くなった場合は、ドレンプラグの閉め忘れや砂やゴミが挟まっていないかを確認したうえで、スカッパーホールに異常がないかもよく見てみてください。もし決定的な異常があった場合はすぐに使用を中止し、修理しましょう。不具合箇所や修理方法などがよくわからない場合は、サウスウインドまでご連絡ください。

チェック項目④：パーツ類の確認
　
最後は、ハンドルやアイレッツなどがしっかり取り付けられているかどうかを確認します。最近のマリブカヤックスは製法が進歩していて、ハンドルなどのリグ類を取り付ける際、ポッティング加工（樹脂盛り）で埋められたナットにボルトを打っています。つまり、ボルトなどが艇内に貫通している箇所はほとんどなくなりました。これにより、旧モデルよりも浸水率が少なくなっています。

もちろん、検品の時点で不具合があった場合は、在庫のあるものは交換させていただいております。なお、在庫のないカヤックは、お客さまにご連絡しまして、カラー変更のお願いまたは次回入荷をお待ちいただく場合があります。ご了承くださいませ。

※カヤックは、製造ならびに海外からの輸入の段階で多少の汚れや小さなキズがつくことがあります。
※とくにポリエチレンカヤックは、素材の特性上、熱収縮などにより多少のへこみ、ゆがみが発生する場合があります。



マリブカヤックスほかフィッシングカヤックをご検討中のお客さまは、こちらのお問い合わせメールか、お電話はサウスウインド045-222-1322までお問い合わせください。もちろん、カヤック本体のほか、魚探の使い方やそのほかのパーツおよび用品、これからの時期の魚の釣り方のことでなどわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ～。

それでは、今週も安全で楽しいカヤックフィッシングを！　ナガシマでした☆☆☆彡