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2018/02/25

【カヤック】おすすめトップウォータープラグ4選【フィッシング】

毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。


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いま現在の和田長浜の水温はまだ14度くらいで、潮も澄み切って冬の水色ですが、もう少しすると黒潮の分流のポンプ効果により相模湾内の海水が循環して水温が上昇しはじめ、↑写真のように水質がトロンとしてやや緑がかった色になり、若干にごりが入ってきます。これがいわゆる春の潮。こうなると、いろいろな魚の活性がどんどん高くなってきます。

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春の潮になると小魚も多く回遊してくるようになり、ナブラやトリヤマが発生しやすくなります。そして、場合によってはフィッシングカヤックでも狙えるくらいの岸近くで壮大なボイルが起きることもあり、青物を狙ったトップウォーターフィッシングも楽しくなります。

青物は真冬でもトップウォーターで狙えるのですが、やはり神出鬼没。なので、カヤックフィッシングでは春~初夏のイワシパターンを攻略するのが手堅いといえます。そこで、ワラサを中心とした青物を狙う場合におすすめの、入手しやすく、だれでも使いやすいトップウォータープラグをご紹介したいと思います。





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まずはじめにお断りしますが、私ナガシマは青物のトップウォーターはかなりニガテです。ほぼ毎回、カヤックには青物のトップウォータータックルを積んでいくほどこの釣り自体は好きなんですが、ずばり不得手です。それでも、ルアーを投げなければチャンスは生まれませんし、私でも釣れるルアーであれば、おそらくみなさんのカヤックでも使いやすいと思います。

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ちなみにシイラは得意です。シイラとの相性はいいようです。シイラのトップウォーターも大好きです。相模湾では毎年6月くらいから釣れはじめて、カヤックでもメーターオーバーを狙えるチャンスがあります。


●メガバス/オルポワ
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いきなりマイナー?なプラグからご紹介しますが、これ、カヤックではすごく使いやすいです。中古で売っていたので試しに使ってみたところ、そのレスポンスのよさに驚きました。フラットサイドボディなので水のつかみがよく、何よりギラギラ感がいいんです。波間から飛び出したりフックがからんだりするアクションエラーがほとんどないのも、チャンスの限られるカヤックフィッシングでは重要なところ。あえて弱点をいえば、ダイビングさせたときの音と泡の抱き方がちょっとだけ弱いかな、という点。ですが、ほかのルアーで釣れないときでも効果がありそうな予感がしています。ぜひ中古釣具店で探してみてください。148.5㎜、41g。

●マリア/ローデッドF140
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これはもう、名作の定番ですね。おそらく、樹脂製ながらウッドプラグの本質に迫ったはじめてのダイビングペンシルじゃないかと思います。140㎜で43gと、太めのコンパクトボディにこの重量なので、ロッドを振り切りにくいカヤックの上でもルアーの重さだけでブッ飛ばせます。いわゆるジャーキングできれいに泡を引いてダイビングアクションさせるにはややコツと慣れが必要ですが、普通にドッグウォークさせるだけでも見事にアピールできます。シイラにはこれだけでも十分。また、大型ベイトを追っているシーバスにもローデッドはよく効きます。わりと安く売っていることが多いのも、カヤックアングラーにもありがたい点です。

●マリア/ラピードF160
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ローデッドがマニュアル車とするなら、ラピードはオートマ。目をつぶって適当に引いても、ものすごく簡単にあのウッドプラグのようなダイビングアクションを再現できます。ローデッドはたまにフックがからむことがありますが、ラピードはほぼ皆無。水に潜るときの適度な音と、潜らせて引いたときの泡とアクションは究極的にバランスよく仕上げているので、初心者でもトップクラスに使いやすいはずです。それに、水に潜っている時間が短めで、頭をすぐに水面に出すので、ラインを波にとられやすいカヤックフィッシングでも操作しやすいのが優れています。大型青物、シイラを狙うなら持っていて絶対に損はないはずですよ~。160㎜、50g。

●シマノ/オシアペンシル150F
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150㎜、46g。いまにも青物が食ってきそうな雰囲気のナブラがあったり、絶対にミスできないボイルが目の前で起きていたりしたら、私は間違いなくこのオシアペンシルを最初に投げます。青物トップウォーターが不得意な私でも、それほど信頼しているルアーといえます。サイズ感、飛距離、水のまとわり具合、音、泡の引き方、カラー……などなど、発売されてからかなりの年月が経ちますが、いまだに釣れるのは樹脂製プラグとしてほぼ完ぺきだからじゃないかと思います。オシペンを引き倒して釣れなければ、まああきらめます。ひとつだけ希望をいうとしたら、185㎜サイズにラトル入りモデルもあるといいなー、というところですかね。


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このサイズのプラグでカヤックから青物を狙う場合、水深10m程度の浅場を攻めることもあるので、ドラグは締め気味になります。すると、スナップでは伸ばされます。強力なスプリットリング+プレスリングを使って、ノットもイモムシなどでしっかり結びましょう!

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カヤックの場合、スピニングリールのローターが舷をたたくことが多いのですが、そこはスレイヤープロペル13など着座位置の高い足漕ぎカヤックならリトリーブもアクションをつけるのも自在。また、スレイヤープロペルシリーズは、バックで漕ぎながらペンシルベイトを操作できるので、「せっかくロングキャストしていいコースを引いていても、アクションをつけにくくなって途中から回収作業になってしまう」というカヤックトップウォーターあるあるに陥りにくいのも利点です(これ非常に大事)。追ってきた魚をしっかり仕留めやすいですし、最後まできっちりルアーを動かせるので、船べりでのびっくりどっかんバイトもありますよ。


それでは、ナガシマでした☆☆☆彡









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