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2018/04/08

【釣り】でかバスも登場! ロッドアンドリール取材【雑誌】

毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。







既報ではありますが、22年間「ロドリ」の愛称で親しまれてきたおなじみの釣り雑誌『ロッドアンドリール』が、4/26発売の6月号をもって休刊となることが決定しました。私も前職では出版社の地球丸に約14年間在籍し、編集部員のひとりとしてロドリにも長く携わってきました。思い出がありすぎるのでここでは多くを語りませんが、とにかくみなさんおつかれさまでした、と伝えたいです。いまロドリを編集しているのは外部の編集プロダクションであり、私もよく知る後輩くんたちが今後、路頭に迷うことはなさそうなのでとりあえず安心しております。5月以降、あらたに雑誌編集の仕事で活躍してくれることを願ってやみません。





さて。

そんな最後となるロドリですが、編集部から取材の依頼があったのは3月末。「じゃ、来週あたりカヤックでどこか釣りに行きませんか?」と例によってゆる~い連絡を受けて、取材日が決定。「とにかく最後の号なので、楽しくバスを釣る様子を伝えたいんです。なのでナガシマパイセンはカヤックとかパドルとかライジャケとかをとにかく人数分用意してください」といわれたので、ロドリさんからの依頼とあればこちらもテキトーに準備しました。

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ロドリ編集部からは、ズーシミこと志水くん、イッチーこと市川くん、特攻のサクこと坂田くんが参戦。ズーシミとサクちゃんにはバス用としてもド定番の軽量カヤック、ハリケーンカヤックスのスキマー116に乗ってもらうことに。マリブカヤックスの別ライン、エクスプロールのボラボラ(タンデム艇)にアングラー兼カメラマンのイッチーを前に乗せ、うしろでナガシマがコントロールしてサポートしました。

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そして今回、kayak55.comのホエールさんこと赤澤さん、チャン松さんこと松永さんにも最後のロドリの取材があることを伝えたところ、ぜひ参加したい!と即答をいただいたので忙しい合間にもかかわらず集まっていただきました。このおふたりもロドリでは長く「艇活。」というカヤックフィッシングの連載をしていた経緯があるため、気合いの入り方が違います。しのぶさん2艇にそれぞれガーミン魚探を搭載し、最後のロドリ取材の様子を克明に記録しようとカメラもばっちりマウント済みのガチ仕様。ちなみに、私ナガシマも連載中期より艇活部員として取材に参加していましたが、正直、ここまでマジなふたりは見たことないかも!?


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というわけで先日、行ってきたのは千葉県のダム湖。まだ桜が咲いていていて湖面を彩っていました。残念なことに、この日の天気予報は強風&爆風のち暴風。山間谷間のダム湖はまだなんとかなりますが、安全第一で風裏を探しながらのピンポイント狙いになりそうです。このダムでのカヤックフィッシングに詳しい赤澤さんの提案で、まずは春の定番?ともいえる上流へとバウを向けました。




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まずヒットさせたのはズーシミ。小さいですが、いちおう企画としてはとても大事なバスです。釣ったのはブレーバーのノーシンカーだったかな? ま、若手なので最新テクにはかなり詳しいのです。よくやった! 

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カヤックだと、オーバーハングの下のこんな流れ込みにも静かにアプローチできます。いまにも釣れそう……ですが、キャストしているがヘタレキャラのイッチーなので、うしろでコントロールしていてもなかなかうまく釣らせることができねーんです。

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ズーシミは、かつて「艇活。」の桧原湖ロケにも参戦しているので、わりとカヤックには慣れています。「つかナーシャーさーん、このカヤックやたらレスポンスがよくて漕ぎやすいんですけどぉ!」。どうやらスキマー116をかなり気に入った様子。当たり前だろ、おめーはオレのカヤックに乗ってんだから。写真は、ダム湖でも必需品のルアーリターンを使って頭上の樹木に引っかけたルアーを回収してる様子。こういうのがあると大事なトップウォータープラグとかをなくしにくいんです。

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カヤック初体験のサクちゃんも、スキマー116を問題なく乗りこなしていました。「さっき、クランクに3匹追ってきて1匹食ったんですけど、バレちゃいました……」。釣りのほうはまだまだなんですが、カヤックという乗り物での釣りをめっちゃ楽しんでいるようで、よかった。

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そして……! 難攻不落の豪カバーをパワーフィネスという関東最強ともいえるロコテクで攻めていたズーシミにでかバスがヒット! 最後はイッチーにネットですくわせてなんとかキャッチ。こいつは太い! 久々に見た、いいバスでした。デブデブの全体像のバス持ちはロドリ6月号をお楽しみに。それにしても、ズーシミのバス釣りがいつの間にかめっちゃうまくなっていたのに驚きました。そりゃそうですよね、毎号、バスプロや釣りウマの方々を取材して驚愕のテクをずっと見てきて、さらには実際に教わってきたんですから。

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そしてこちらもびっくりの、チャンさん2連発。実はワタクシ、チャンさんがバス釣ったのはじめて見たかも(笑)? カットテールとハートテール、どちらもゲーリーだったか、とにかく水平フォールがよかったのかも、とコメント。その前に、離れたところで赤澤さんも自身の伝家の宝刀ラバージグ+フラッピンホグでキャッチしていました。とにかく松永さんも朝から気合が入っていたので、おめでとうございます。55コンビの連携プレーは、まさにマッスルドッキング。イッチー、ちゃんと撮れた?

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一瞬、風が止んだところでみんなで昼ごはん。こうやってみんなでバス釣りすると、ほんと楽しいですね。すでにでかバスも釣れているから誌面的撮れ高は十分なんです。もう、あがって片付けて帰ってもいいくらい。

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風の抜ける本湖付近では、カヤックの前進を阻むほどの強風が吹き荒れていました。この日は、早い段階でアクアラインが通行止めになるほど。なんとか取材成立してよかった……。

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また、ブサイクな犬ことズーシミが3本目をキャッチ。一本立ち木にブレーバーのネコリグをフォールというダムの王道テク。さすがやね。つか、キミはもうすごいバスを獲ってるから小バスなんか釣らなくてもええんやで。

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ラストは、赤澤さんがガンディーニで41㎝をキャッチ!! 赤澤さんも3本目、ほんとにすごい。強風が止まない状況で夕まずめが近づき、そろそろ終了というところでもねばってトップで食わせるところ、さすがすぎます。体たらくなナガシマとは釣りに対する姿勢や取り組み方が決定的に違います。「お世話になったロドリに少しでも恩返しができてよかった~」と赤澤さん。ほんと、釣るべき人が釣るべきタイミングで釣りました。イッチーも、よく見習うんだぞ。

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カバーに突っ込んだり、オーバーハングの下に奥深く潜ったりしたので、われわれのタンデム艇だけデッキの上がゴミだらけ。これはこれで、イッチーと一緒にがんばって仕事をした証ということにしてください。イッチーは撮影しながらのロッドを振っていたので、もうちょっと釣りたかった様子。「ナガシマパイセン、ラストにあそこの竹カバーだけちょっと撃たせてください」。ま、キミたちの仕事が落ち着いたらまたカヤックでバス釣り行くべ。


というわけで、結局は時間いっぱいまで浮いてしまうほど、過去にあまりないくらい楽しいロケでした。ロッドアンドリール6月号、お楽しみに! 

それでは、ナガシマでした☆☆☆彡





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