【ダイワ】いろいろなカヤックにクーラーボックス積載してみた前編【2700】

毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。

私の場合、カヤックフィッシングで使うクーラーボックスはダイワ／プロバイザーGU-2700（容量27リットル）がほとんどです。旧モデルの下位グレードですが、一日の釣りでしたらこれで十分。なぜこれを使用しているかといいますと……、

・保冷力がそこそこあるので、真夏の炎天下でも保冷力をなんとか保てる
・フタが両開きなのでカヤックの上でも振り返って開けやすい

・6面真空ZSSのように重量がそれほど重くない

・食べごろサイズのマダイ（50㎝くらい）なら2～3枚、入る

・70～80㎝のワラサも、折り曲げて押し込めば2本入る

・かつ、飲み物や食べ物も入れておける

・一泊二日のキャンプでもほどよい使いやすさがある

といった感じで、無差別大量キープしないのであればカヤックフィッシングにはちょうどいいサイズだからです。

　
このように、ダイワ純正のCPキーパーをネジ留めしてあります。

　
私の場合は、これにフラッグを立てています。

実際にはモンベルフラッグよりも長いポール（約2m）で旗を立てています。




というわけで、いろいろなカヤックにこのプロバイザー2700を置いて、サイズ感を調べてみました。とはいえ、ネイティブウォータークラフト／スレイヤープロペルシリーズや、ハリケーンカヤックスのスキマーシリーズ、マリブカヤックスのX-13など、確実に載るカヤックは省いております。「載るかどうかサイズ的に微妙」というギリっぽいカヤックに積載してみたので、どうぞご参照くださいませ。ちなみに、プロバイザー2700のメーカー最大外寸表記（ハンドルなど含む）は奥行35×幅57.5㎝です。実際の底面はもう少し小さくなるのでご理解ご了承くださいませ。

●マリブカヤックス／プロ2タンデム

カヤックフィッシングだけでなく、水遊びなどにも人気のタンデム艇ですが、クーラーボックスを置くならセンターの角ハッチの上がおすすめですね。後部シートの乗員の足の間にはさむようなイメージです。

実際に置いてみると、こんな感じ。置けなくはないけど、ややキツく、圧迫感があるかもしれません。私の場合、プロ2では同じくダイワでしたらクールライン2000（容量20リットル）を使用することが多いです。


このように、ちょっと足がはさまるかも……。とはいえ、プロ2の真ん中にクーラーボックスを置くと、テーブルの代用にもなるし、前席の人も使いやすい、といったメリットがあります。

参考までに、プロ2タンデムの艇幅（84㎝）よりもさらに狭いテキーラタンデム（艇幅75㎝）の中央付近にプロバイザー2700を置くとこんな感じです……ちと無理がありますね。


●フィールフリー／ニュージェミニ

続いては、こちらも大人気のコンパクトタンデムカヤック、ニュージェミニ。艇幅83㎝なのでなんとかなりそうかな……と思いましたが、やはりプロバイザー2700では無理がありました。

真ん中に置いてみた様子です。足ではさめばなんとか……といった感じですが、踏ん張りが利かなそうなのでこれは漕ぎにくいと思います。

プロバイザーならもうひとまわり小さい2100でしたら飲み物、お弁当も入りますね。それか、シロギスやカワハギ、アオリイカなどのちょい釣りでしたら1600でもOKかと。

なお、ラゲッジスペースの舷の上に置いて、ショックコ―ドやベルトなどなんらかの方法で固定すれば、ロッドホルダーも生かせます。

●KXone／スライダー445

いま大人気のインフレータブル（空気注入式）カヤック、スライダー445。「真ん中に縦置きでなんとか収まるかな？」と思っていましたが、ここにきてうれしい誤算！　みなさん、まさかのほぼシンデレラフィットですよ♪

ほい、なんと横置きですっぽり。専用設計？というくらいフィットしています。プロバイザーは両開きのフタなので、前席、後席とも庫内にアクセスしやすいですね。

ドリンクや食料を出し入れしたり、釣れた魚を収納したりするのに便利そう。しかも、細身のCPキーパーならセット可能で、ロッドやフラッグ、またはランディングネットなどを立てておけます。




というわけで、個人的に予想外な発見もありましたので、後編へと続きます……もし「このカヤックにこのクーラーボックスは置けるのかどうか」というご質問などありましたら、お問い合わせくださいませ。お時間をいただきますが、可能な限りお調べしてご返信いたします。お問い合わせはこちらのメールか、お電話は045-222-1322まで！


それでは、ナガシマでした☆☆☆彡