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2019/04/07

【超基本】スカッパープラグ、ドレンプラグ、ハッチの使い方【超入門】

毎度ありがとうございます。サウスウインドのナガシマです。





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春から初夏に向けてカヤックフィッシングデビューを目指すお客さまからのご質問で、「この穴からふさいでおいほうがいいんですか?」「この栓は何ですか?」「ここには何を入れるんですか?」というものがあります。それぞれ、スカッパープラグ、ドレンプラグ、ハッチのことなのですが、多くお問い合わせをいただく基本的かつ大事な内容ですので、簡単ではありますがお答えいたします!






 

【スカッパープラグ】
フィッシングカヤックなどのオープン構造のいわゆるシットオントップカヤックは、デッキに海とつながっている穴が開いています。これを「スカッパーホール」と呼びますが、つまり排水口になります。このスカッパーホールから水があがってきますが、常時、出たり入ったりしているため、カヤックは沈むことはありません。では、どんなときにスカッパープラグを使うのかといいますと、たとえば湖など、季節によってはアオコや腐った藻、落ち葉などで水が汚れていることがありますよね。こんな水がスカッパーホールからあがってこないようにするために、スカッパープラグで栓をします。こうすれば、デッキが汚れることが少なくなります。おだやかな湖では効果的なこともあります。逆に、海でこのスカッパープラグを使用しますと、カヤックが波をかぶったとき、お風呂の栓のようになって水がたまる一方になることがあります。場合によっては非常に危険なこともあるので、排水できるようにスカッパーホールは開放しておきます。

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ハリケーンカヤックス/スウィートウォーター126に付属しているスカッパープラグ。

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ネイティブウォータークラフト/スレイヤープロペル10スレイヤープロペル13マンタレイプロペルアングラー12などに付属しているスカッパープラグ。

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こちらは、フィールフリーの純正スカッパープラグ。このように、別売りされているものもあります。

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純正品ではなくても、サイズが合えば使えるスカッパープラグもあります。写真は、AE/スカッパープラグ大。ハリケーンカヤックス/スキマーシリーズのスカッパーホールにぴったり合います。

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シアトルスポーツのスカッパープラグ。テーパー状の独特な形状をしているので、穴の径に合えばご使用いただけます。


【ドレンプラグ】
シットオントップカヤックには必ずついているものといえば、ドレンプラグもそのひとつ。つまり、水抜き穴の栓のことです。シットオントップカヤックの艇内は完全防水ではないので、ハッチやネジ穴、ロッドホルダーのすき間などから波をかぶったときの海水や、屋外保管時に雨水が伝って入ることがあります。この溜まった水を排水するために、スクリュー式のプラグが船尾もしくは船首についています。出艇前には、ドレンプラグがゆるんでいないか、壊れていないかを必ず確認してください。ちょっとでもゆるんでいると、水圧で海水が入ってくることがあります。また、ドレンプラグ自体に砂やゴミがはさまっていると、わずかなすき間から浸水することがあります。浸水量が多くなると、カヤックはいわゆる水船状態で重たくなり、漕いでも漕いでも前進しなくなります。初心者だけでなくベテランでも締め忘れることがあるので、要注意です。出艇前に必ず確認することを習慣づけましょう! あと、艇内の水を抜いたあと、はずしたドレンプラグを再装着するのを忘れないように……これも大事ですよ。

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マリブカヤックス/Xキャリバーのドレンプラグは、左舷船尾にあります。マリブカヤックスはここについているものが多いですね。

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ただし、同じマリブカヤックスでもプロ2タンデムは船首のど真ん中にドレンプラグがあります。マリブカヤックスのドレンプラグは税別700円です。
 
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ハリケーンカヤックス/スキマーシリーズなどのドレンプラグ。喫水に近いところにあるので、締め忘れ、砂やゴミはさみに要注意。

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フィールフリーのドレンプラグは船尾についています。が、黒いのでなくしやすさNo.1なんです。予備を持っておくと安心ですよ!

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ネイティブウォータークラフトのスカッパープラグは抜けないようになっているので紛失はほぼありませんが、予備パーツは扱っております。


【ハッチ】
ハッチとは、船舶用語で甲板に空いている穴、荷物室のこと。カヤックでも同様に、荷物入れのことを指します。シットオントップカヤックにはいろいろな大きさ、形状、素材のハッチが装備されていることがありますが、要は、海の上で使わないもの、濡らしたくないものを入れておくための隔離スペースです。ただし、ドレンプラグのところでも書きましたようにハッチ内は完全防水ではありませんので、濡らしたくないものや、財布、クルマの鍵などの貴重品は必ずドライケースやドライバッグに収納してからハッチに入れるようにしましょう。また、ネイティブウォータークラフト/スレイヤープロペル10スレイヤープロペル13タイタンプロペル10.5など一部の高安定性カヤックを除き、水の上で船首のハッチを開けることはほぼ不可能と思ってください。座った位置からほとんど動けず、波で揺れるカヤックの上では、まず絶対にハッチまで手が届きません。仮にハッチを開けられたとしても、そのときにバランスを崩して転覆したりしたら、艇内に水が大量に浸水して重大な事故につながるおそれがおります。気をつけましょう!

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ハリケーンカヤックス/スウィートウォーター126ネイティブウォータークラフト/スレイヤープロペル12LTに採用されているヒンジハッチ。ちなみに、車載の際に、赤いレバーを引っかけて折りやすいのでご注意ください。

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ネイティブウォータークラフト/スレイヤープロペル10マンタレイプロペルアングラー12タイタンプロペル10.5 などに搭載されているシュアシールハッチ。特殊ゴム製で密着性もほどよいため開閉しやすく、劣化にも強い作りになっています。

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こちらはフィールフリーのラバーハッチ。がっちり閉まるのと、カヤックの水密性の高さにより艇内に水が入りにくくなっています。

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マリブカヤックスのXキャリバーX-13などに採用されているゲイターハッチVer.3。ベース、フタ、トレイのセットで税別24,800円になります。水が入りやすいデメリットはありますが、大きく開口するので使いやすさはカヤックのなかでもトップクラス!



以下、動画でも使い方をご紹介しておりますので、よろしければご高覧くださいませ。



それでは、ナガシマでした☆☆☆彡











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